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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

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公式HP
【あらすじ】
“在来作物”という視点から日本の食と農業の未来を見つめ直すドキュメンタリー。在来作物とは、ある特定地域で栽培者自身によって代々受け継がれてきた作物のこと。種苗の保管や栽培に手間がかかる上、品種改良された野菜よりも生産性が低いなどの理由で多くの品目が消失、あるいはその危機に直面しているという。しかし価値観の多様化の中で、改めてその個性的な味や香りが見直され、貴重な地域資源としての価値に光が当てられようとしている。そんな在来作物の意義と素晴らしさを実感し、それを守り伝えていく人々の活動を見つめていく。(allcinemaより)



船中・戦後の貧しかった頃の様子とか、現代の子供たちが胡瓜の苦味を美味しいと感じることとか、焼畑の様子とか、郷土料理でなくイタリアンで話題になっていることとか、ず~~っつと心の中で「へぇ~!」と思ってました。

最近は“マヨラー”なんて言葉ができるくらい(もしかして今は使ってない?)
何でもマヨネーズをたっぷりつける人、こんなにつけたら食べてもマヨネーズの味しかしないだろうとうくらいつけて食べる人もいるのに、小さな子どもたちが在来種の苦味のある胡瓜をマヨネーズ無しで食べることに驚いたのと同時に嬉しかった。
平野部の畑しか知らないので、焼畑の作業風景や斜面にびっしりの葉も興味深かったです。
でも、なんといっても在来種の野菜そのものが美味しそうで、観ていて「あ~ 私もかじりたい!!」って思いました。
その生でかじりつきたい野菜が奥田シェフの手にかかると、生唾ごくりです。

いろんなことを地方からどんどん新しい文化を発信していくべきだと思う。
食文化だけでなく、音楽でも、お芝居でも、絵画でも、陶芸でも、何でも。
それも、東京を経由してでなく地方から地方へ(東京を経由すると「東京で話題だから」って余計なのがつきそうなんで)。
昔ながらの食べ方も継承していくべきだと思ういますが(漬物とか)、新しくイタリア料理で注目されたことが素晴らしいと思います。そして、そのお料理を目当てに全国から集まってくるというのが凄い!全国から東京に集まるなら驚かないけど、山形県の田んぼの真ん中のレストランに集まるとうのが凄いと思う。私なんて、この作品を観るまで山形県にこんなに有名なシェフがいらしたことに驚いているのに。

作品中で奥田シェフが仰っていた食材に寄り添う」というのが素敵です。
料理にに合わせて食材を探すのではなく、ここにある地元の食材を美味しく食べる料理を考えるです。

食物の種も、古典芸能の種も、一度絶やしたら復活は困難。
継承することの大切さを改めて感じました。
この作品を観たいと思った理由の1つが『モンサントの不自然な食べ物』を観て、在来作物に興味が湧いたから。メキシコのトウモロコシのようになってほしくないです。
私は知らないことが多すぎる。


製作年 2011年
製作国 日本
監督 渡辺智史
配給 「よみがえりのレシピ」製作委員会
上映時間 95分
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by k-mia-f | 2013-01-30 19:12 | 映画

初日

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本日、伊勢丹チョコ祭初日。

日曜日の図書館まで我慢しようと思ったのですが、結局10分で5千円也。
遠征続きで貧乏なのに、これ以上いたらヤバイので退散した。

ランチは『ベリーベリースープ』さんで、桜海老とロールキャベツのスープ。こちらは夕食にも利用できるから大助かりです(今まで夕食でパンと具沢山スープのお店がなかったんです)。

下見の予定だった祭会場を早々に退場したので1時間半空いてしまった。
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by k-mia-f | 2013-01-30 14:08 | 日常雑感

転換期

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1/26(土)の日経新聞朝刊に、映画の「デジタル化」についての記事が掲載されています。
日経新聞は勤務先で読んでる方が多いのかなと思うので(勝手な想像ですが)月曜日に記事を読まれる方も多いでしょうか?
最近は新聞記事の他に、この問題を扱った『サイド・バイ・サイド』が公開されたことから、デジタル化に関するツイートも多くなって気がします(『サイド・バイ・サイド』新潟はシネウインドで3/9~3/29)

大手シネコン以外に足を運ばない方には、何で大騒ぎしているの分からないという方も多いのかなと思いますが、映画業界にとっては大問題です。
大雑把な説明ですが、今年の6月以降はデジタルシネマ設備が無い映画館は廃業するしかありません。
テレビの地デジ化で「アナログとデジタルどちらかを選択」できないように「フイルムかデジタルどちらかを選択」できず、サーバーからサーバーに送られてきた映画データを受信して上映する形になります。
(最終タイムリミットは2014年3月らしいのですが、新システムへの移行は6月頃に完成の予定とのこと。)
デジタル移行でのメリットも多くありますが(費用不足の若い監督さんとか)、このシステムで映画はさらに映画館より自宅で楽しむものに近づきます。

コダックの破産申請、富士フイルムの映画用フィルム生産中止、ゲキ×シネのような過去の舞台を上映するだけでなく『浮標』のようにスクリーンで生中継で舞台映像を観る時代。仕方のないことと思いますが寂しい気持ちと、これから映画館はどうなるんだろうと不安な気持ちになります。

現在、シネウインドでは「シネウインド デジタルシネマ設備募金プロジェクト」の真っ最中です。
目標額は機材とメンテナンス費用で2000万!
シネウインドが閉館したら困るけど、こんな大金が集まるか正直心配・・・
都内のミニシアターの廃業が続いたことを思うと(今年の廃業も含めて)、シネウインドが今後どうなるか正直心配。

映画館で「何だこいつ!(怒)」と思うこともありますが、やっぱり私はスクリーンで観るのがすき。
月刊ウインド1月号で(もう2月号が届くのに今頃読んでます^^;)11月に開催されたシンポジウムの記事が掲載されていますが、その中で手塚真監督が、同じ映画でも映画館で観ることは“体験”で、自宅で観ることは“経験”だと仰っていました。
これ、言葉でうまく説明できないのですが、すご~~くわかります!!

*********

 ↑ に貼り付けたもの同じですが

TOP画面はこちらから→「シネウインド デジタルシネマ募金プロジェクト
募金HPから、写真のデジタル化の漫画説明や、シンポジウムの内容もご覧いただけます。


1口¥10,000とありますが、受付にも募金箱がありますので、チケット代のおつりとか、クッキー代のおつりとか、パンフ代のおつりとか、募金にご協力して下さると助かります(シネウインドがないと困る県民の1人として)

それと、シンポジウムの話題に挙がった日本各地で開催される映画祭。
2月に「にいがた国際映画祭」のプレ上映会があります。多分、こちらでも何かしら募金活動があるのかなと想像してます。それと、1/16ブログ記事で、高崎映画祭プレ企画での「映画祭にとってのデジタル化」シンポジウムの資料内容が掲載されています。この記事の内容から想像すると、今年の「長岡アジア映画祭」の会場はリリックホールからアオーレ長岡へ変更になるのかな?そうだとしたら、あの今迄に経験した中で最悪の椅子から開放されるわけだ。
映画祭についての詳細はこちらから→「にいがた国際映画祭

それと、2/14に「木もれ日の店 よっ家」にて、チャリティライブが開催されるそうです。
出演者にサムライローズが掲載されていましたので、興味がある方は主催のにいがた国際映画祭実行委員へお問い合わせください。
シネウインドでもライブ告知入りの上映スケジュール表があるので、映画をご覧にならなくても頂けると思います。
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by k-mia-f | 2013-01-27 19:17 | 映画

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有本さんの作品を一言で表すなら浮遊感です(ありきたりな表現ですが^^;)
実物を鑑賞するのは初めてで、想像していたより大きな作品だったことに驚き。
自分でも何故かわかりませんが、30~50cmくらいの大きさと思ってました。

有本さんはリコーダー奏者としても有名な方らしいのですが、作品を鑑賞しながら私の頭の中に流れていたのはパイプオルガンの音です。
音が流れるとうより、音が振ってきたという表現の方が近いですね。
初めてパイプオルガンの音を聴いたのは“りゅーとぴあ”バックステージツアーに参加した時ですが、あの衝撃は忘れられません。あの時の奏者の山本真紀さんの後姿が私にとって"かけがえのない光景”の1つです。パイプオルガンの演奏会に行くと、席に座った途端にあの時の最初の1音が聴こえて真紀さんの姿が見えるのです。

会場内に腰掛けるところがなかったのは残念だけど
(腰掛けて少し遠目で絵の世界を楽しむのが好きです)
歩いているのが床の上か雲の上かわからなくなるような、素敵な時間を過ごせました。

半券と一緒に写っているのは、当日券100円割引券。
2回行くかもと思って2枚頂いておいたんですが(どこで頂いたんだっけ?)
提示だけでOKでした
(1/27修正 裏面みたら済印がありました)

**********

当日はお散歩日和でしたので、夜の観劇に備えて“りゅーとぴあ”近くのコインパーキングに駐車して
(上演時間4時間だし、駐車場混むし、それなら1日800円を選ぶ)
徒歩で美術館へ行き、帰りは護国神社でお参りしてから戻りました。
(地元民しか距離感わかんないね。スミマセン)

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観劇前の腹ごしらえは、やっぱり「まぐろ漬丼」が一番です(価格とお味と量が)


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by k-mia-f | 2013-01-26 21:11 | 展覧会

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井上ひさし生誕77フェスティバル新潟第3弾
【作】井上ひさし 
【演出】栗山民也
【音楽&演奏】小曽根 真

【出演】井上芳雄(小林多喜二)
    石原さとみ(恋人:瀧子)
    神野三鈴(妻:ふじ子)
    高畑淳子(姉:チマ)
    山本龍二(特高:古橋)
    山崎 一(特高:山本)


【あらすじ】
小林多喜二が拷問虐殺死までの2年9ヶ月のお話。拷問場面はありません。(大雑把でごめん)



(お詫び:昨夜入力している最中にメンテナンスで送信できなくなりました。たった一晩なのに何を書いていたか思い出せない部分もありますが、加筆修正しました。今ここで誤っても仕方ないけど、昨夜から今日にかけてご訪問の皆様ごめんなさい。)
恥ずかしながら、私が小林多喜二で知っていることといったら、太腿が真っ黒の遺体写真くらいで『蟹工船』は“どのような類”の作品であるかと、粗筋くらいは知っていますが未読です。2度映画化されていますが、どちらの作品も観る機会はあったのに未鑑賞です。この程度なので、お芝居のどこまでが本当なのかわかりませんが、お芝居の多喜二は魅力的なキャラクターでした。

実は、無知なのは多喜二についてだけではありません。
石原さとみさんは、お名前は存じ上げていましたが・・・・お顔と声は初めてだと思います^^;
TVの無い生活が長いのでドラマの女優さんはさっぱり??ご出演映画を検索したところ、1作品も観てませんでした^^;
(1/27修正 石原さんはTOKIO長瀬さんとタイヤのCMにご出演の方ですね。このCMならお昼休みに見たことがありますが、何方か知らずにに見ていました。)

井上芳雄さんは、お名前すら・・・(ファンの皆ごめんなさい)
こんな感じですから、正直あまり期待していなかったのです。
音楽劇との不幸な出会いから、井上作品はアレルギーで避けていましたが、萬斎さんファンとしては伏せっていられない事態となり(ちと大袈裟か^^;)それがきっかけで音楽劇も楽しめるようになりました。せっかくの新潟公演だし(旅費かかんないし)、フェスティバル作品のうち3作品が新潟で上演されたのですが、2作品観劇して1作品だけ残すのも気になるので“一応観ておこうかな”という消極的観劇だったんです。
それなのに実際に観劇したら面白いお芝居で、4時間という長さが全く気にならず、それどころか「もう1幕(100分)終わったの?」と驚いてしまいました。

演者の皆さん好演でした。
舞台の雰囲気を壊す方はいなかったし、歌はお上手だけどお上手過ぎなくて、ミュージカルやオペラと違って“お芝居”がメインになっていたと思います。音楽がピアノだけというのも良かったです。

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井上さんが予想外の好演(しつこい?)、ミュージカルにご出演の方だけあって歌はお上手、台詞も聞き取りやすいし、コミカルな部分とシリアスに訴える部分のメリハリも良かったです。
特に豊多摩刑務所の場でのソロ「独房からのラブソング」と、ふじ子がパーラーで特高に銃を向け多時にふじ子を諭す場「ふじ子、ピストルはいけないよ」から「僕の思想に人殺しの道具が出る幕はない」までの間(ピストルから花が飛び出すまで)、胸が熱くなりました(泣)

多喜二の思想家の顔をとは別の顔が興味深かったです。
潜伏中にライスカレーが食べたいとか、姉からの活動資金カンパを受けて母親に蜜柑を買う等、こういう場面のおかげで、多喜二がどこにでもいる普通の人のように思えて、それが思いを訴える場面で180度変わるのが良かったです。どんなに立派な志を持っていても、貧しい労働者のことを思いながら、世の中を良くしたいとビラを摺っていても、まだ若いんだし美味しいものや恋愛がしたいのは当然ですよね。こういう普通の青年っぽい部分が多かったのは良かったです。

瀧子が最初の登場で、二人の距離が縮まらないことに悩んだり嫉妬する場は可愛らしくて、潜伏中のアパートを訪れる場は切なかったです。一つのベッドの意味に気付いとき、多喜二を思って身をひいたけど頭では理解していても目の当たりにしたらショックです。
「いいな、ふじ子って呼び捨て」
「朝ごはんみたいなお夕食だけどいいな」
努めて明るく言うところ、お芝居では省かれた年月も考えちゃって、切なかったなぁ・・・・
多喜二の死後、瀧子はどういう生活だったんだろうと気になって検索したら、大戦を生き抜き、結婚をして、天寿を全うしたことを知ってほっとしました。

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設定で面白かったのは、特高役の二人。
最初は一般的イメージの特高で、井上作品らしく最初からお茶目な部分はありましたが、それでも冷酷な雰囲気でた。それが徐々に人間味のあるキャラクターに変わっていきます(そして徐々に降格していく)

山本はある事情でお金が必要になります。お金を工面するうのに自分の小説を売り込もうとするのですが、その売込みを多喜二にさせようとするんです。この発想も小説の内容も滅茶苦茶ですが、山本が何故お金を必要としているのか知って、多喜二は自分のがま口を開けるのです(必要な金額には程遠いのですが)。自分を敵に対しても温情をを見せ、山本の作品について真面目に助言します。
この場は、特高が多喜二の下宿に同居して見張っているという設定で、一緒に暮らしている内に多喜二のキャラクターに惹かれていったのかなと想像します。見張りという雰囲気は全く感じなかったです。こんな調子の特高ですから、せっかく大阪から東京に栄転になったというのに、多喜二の捜索から外され、最後は駐在さんまで降格になってしまします。

うまく感想をまとめられなくて、ちょっと前後しますゴメンナサイ。
二人の特高の最初の登場は大阪府警取調室で、黙秘を続ける多喜二の落とし方、弱みを調べ上げてわざと怒らせ、反論させることによって自分が“多喜二”であると認めさせるやり方はうまいなぁと思いました。この取調べの最中に多喜二は少年時代のつらい思い出を語り、続いて特高の二人も同様に辛い思い出を語ります。この時の二人に“泣き落とし”に近いものを(刑事ドラマのカツ丼的なもの)感じましたが、パーラーでの逮捕の場で同様に辛い思い出(かけがえのない光景)を語る場は“話をきいてほしい”という素直な気持ちを感じました。
捻くれ者の私、いつもだったら「いくらなんでも良い人すぎる」と思うキャラクターも違和感なく受け入れ、多喜二の葬儀後の二人の言動やチマの受け答えにも納得できました。

多喜二が“かけがえのない光景”に語ります。続けてその場ににいる全員が順番に“かけがえのない光景”を語りだします。全員が必死に生きてきたんですね・・・。
チラシの意味を知って切なくなりました。これは古橋の“かけがえのない光景”で語られる、辛い思い出の押しくら饅頭。
全員の語り終わると、多喜二以外の5名が押しくら饅頭をしています。多喜二は離れた所で見ています。ここで潜伏中のアパートでの台詞「絶望するにはいい人が多すぎる、希望を持つには悪いやつが多すぎる。」を思い出しました。

ところで、
多喜二の葬儀後の古橋の最後の台詞「山本、このまま行くと地獄へ行くことになるぞ。」は『蟹工船』?

**********

パーラーでのチャップリンの変装で気になったんですが、本当に多喜二はチャップリンが好きだったんでしょうか?

「スクリーン」とか「映写機」とか映画に関する言葉が登場するし、当時のアイコンの1つだったチャップリンが登場するのも違和感はないような気がしますが、あの格好は“変装”というより“扮装”で、多喜二とバレなくても目立過ぎます。なんか“わざわざ”入れた場面のような気がして、チマの台詞で多喜二がチャップリンのファンであることが分かりますが、チャップリンが来日したことを“わざわざ”言わせてる気がして、この場全体が“わざわざ”入れた気がします。こっちがメインだったんじゃないかと。 チャップリンの暗殺計画とひっかけてるのかな?”と思うのは深読みしすぎでしょうか?

チマの台詞でツボにはまったのが、地図で探しながら多喜二の下宿先を探す場で、左折が多くて「多喜二は左に曲がるのが好きだねぇ」この言い方もね、なんか自分には理解できないけど“おたく”の弟のコレクションを見ながら言ってるみたいに聞こえました(深読みしすぎですかね^^?)


**********

セットは上部に留置所っぽい鉄柵付の窓が二つ、窓の下にピアノ、場面転換時に数回・・・4回かな?スクリーンが下りてきて北の荒海や、雲に隠れるお月様等の映像が映し出されました。
最初はわからなかったけど、これって最後の「胸の映写機」につながってたんですね。
「胸の映写機」はよかったな・・・カタカタカタ・・・(泣)


2回目のカテコの終わりで客電がつきましたが、100%ではないけれど、それに近いスタオベ状態でし3回目の登場。あっとい間に終わった気がしますが4時間のお芝居でしたので、劇場としては早く切り上げてほしいところ?



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劇場で購入したコラボ商品の「代用パン」ですが、舞台で登場する「代用パン」とは別物で期待はずれです。
2個で400円はいいとして(某社コッペパンサンド2個と牛乳買っておつりがでる値段だけど)、
中に餡子が入ってちゃいかんだろう(餡子が入っていたほうが美味しいけどね)
「卵黄、バターをふんだんに使用(HPより)”してたら貧しい人は買えなくて当然?

本当の「代用パン」ってどんなのだろう?
検索してみたら、WW1の頃のドイツで、不足していた小麦粉を倹約するためライ麦粉とジャガイモ粉を混ぜたパンが作られたとありました。似たような感じなのかな?
“代用”とつくんだから、材料や工程が違うんじゃないかなって想像してます。

更にしつこつ検索していたら(検索ワードの組み替えただけですが)
多喜二の弟の小林三吾氏が「代用パン」について語っていました。
            ↓
「今はもう誰もトーストには白い食パンを食べますが、小樽のあそこでは「本食」といって、本当の食パンという意味でしょうね、食べるのは水産高校の校長先生とかお医者さん級の家だけなんです。一般の人たちは代用パンで間に合わせるが、子供がはだしで遊びまわっている人の家の人たちは代用パンすらなかなか買えなかったのです。
代用パンというのは、わたしの叔父が発明したものですが、ビルマ豆(大豆よりも少し大きくてうす赤い豆)を砂糖漬けにしてパンの中にいれたものです。他にあんパンだとかクリームパンもありましたが、代用パンだけがとても売れていました。」(多喜二全集・月報1982年10月)

(やっぱりイマイチわかんない・・・・)

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パンの下が赤いのは意味ありません。
公演翌日の通勤着がたまたま赤いスカートだっただけです。
「代用パン」と思わなければ、美味しい朝ごパンでした。


【プロローグ「代用パン」の一部】
甘く煮付けたアズキを、パラパラ散らした代用パン。
一番安いのに一番売れない。
 
貧しい人にも買えるのに、売れ残るのは何故なんだ?

そうか、誰かが貧乏な人たちから、代用パンを買う金をくすねているんだな

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by k-mia-f | 2013-01-25 20:22 | 演劇

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『神舞』素囃子

『麻生』大名狂言
 麻生の何某:野村万作
 藤六:野村萬斎

『六地蔵』集狂言
 すっぱ:野村萬斎


今回は萬斎さんの解説付の特別版でで、狂言よりこちらが主目的です。
地方公演では付物の演者による解説も『ござる乃座』では珍しいこと。珍しい公演に最良の席が当たったのは、新規狂言ファンを対象にした公演(?)のおかげで通の申し込みが少なかったのかな?

演目の説明だけでなく、装束についてのお話もあって楽しい時間でした。
演目に素囃子がありましたので、洋楽と邦楽の違いについてのお話にはなるほど。
大雑把な説明になりますが、オーケストラのような音の厚みで表現するのではなく、リズムと気合の演奏で“ロック”を感じると仰ってました。因みに、能楽のお囃子には三味線等の弦楽器はありません。
囃子とロックの関係は私にはわかりませんが、若手の囃子方はドラムのように演奏して遊んだりするのかしらと、しょーもない妄想をしてしましました。
しつこいですが、最良の席だったおかげで素囃子で音の振動を身体に感じました。囃子ワークショップいきたいなぁ・・・


私は初めて聞いたのですが、能楽をを「再生芸能」と仰る方がいるとか。DVDのように何度も同じことを繰り返すという悪い意味なんですが、能楽(古典芸能)だけでなく、何でも「再生芸能」に当てはまる気がするので、何でそんな言い方するのかなと??と思います。映画通にいる、ちょっと設定が似ているだけで直ぐ“パクリ”と騒ぐ人達とみたいなもの?因みに、萬斎さんは「再創造」と仰ってました。

これも私は初めて知ったのですが、都内に肩衣が展示してある場所があるのですか??
装束のお話の途中で、萬斎さんが「赤坂見附の・・・」で度忘れして見所に助けを求めたところ、あちこちから「タメイケ〇〇」と声が・・・何それ?
会場で全部聞き取れなかったけど“赤坂見附”と“狂言”で検索したところ「溜池山王駅」とわかりました。へぇ~ 一度行ってみたいけど、あまり行く機会がない場所です。
もっと早く知っていたらなぁ・・・ この辺はREDシアターしか用がない(映画館もないし)。


**********


大名(麻生の何某)の髪を、太郎冠者(藤六)が「烏帽子髪」に結い直す場面があるのですが、昔と違って髪が短いので鬘を使用します。鬘を使用することも珍しいですが、髪を結うのも珍しい。
以前『六人僧』で出家するのに頭を剃る場面で帽子を被るのは観たことがありますが(これも珍しい)鬘は勿論初めて。因みに、名前のある太郎冠者・次郎冠者も珍しい。大雑把に説明すると、大晦日に元旦の晴れ着の準備のお話なので、新春公演にもぴったり。

『六地蔵』はドリフのコントに通じるドタバタ劇で、言葉が聞き取れなくても楽しめるので初心者向きかも。茂山千五郎家と比較すると控えめな演技の偽地蔵ですが、見所は笑いに包まれました。因みに、千五郎家の偽地蔵は「これは偽者とわかるだろうと」と言いたくなる程でコントに近いです。
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by k-mia-f | 2013-01-22 06:46 | 能楽

初遠征

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冷たい空気が気持ちよい朝です。
世間でいうほど寒い朝は嫌いじゃない。

昨夜になって開演時間を勘違いしていたことに気付き、予定が変わってしまったので空き時間どうしようか考え中。

お供は『micicoco』さんのクッキーと“トランヴェール”角田光代さんのエッセイが毎回楽しみです。
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by k-mia-f | 2013-01-20 08:03 | 日常雑感

2012振り返ってみる③

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文楽に興味のない方でも、大阪市長様の文楽嫌いはニュース記事でご存知の方は多いのでは?
文楽嫌いというより、文化嫌いですよね。
嫌いというのも違うか・・・
「税金を使わない」というのは選挙の票になります。

文楽ファンが怒っているのは、お金を出さないということより、ツイッターでデタラメを書かれたことじゃないでしょうか(しばらく市長様をフォローしてチェックを怠らないようにしようと思ってましたが、ダラダラ長文が続くのでやめました)。

文楽ファンが悲しい気持ちになるのは、大阪市民の「文楽は東京にくれてやれ」という発言です。浄瑠璃は大阪の言葉なのに・・・ 何でも東京から発信するのを受けるだけでなく、地方からどんどん発信していくべきという考えなので“Noism"には頑張ってほしいなと思っていますが、まだ公演を観たことがありません(ごめんなさい)。観てみたいという気持ちはあるんですが、映画や狂言でいっぱい。それでも他県でも公演があるのは嬉しいし、大きなイベントに参加すると誇らしく感じます。

一時は大阪市の補助金全額カットという話もでましたが、形を変えて“金は出す”みたいです。
形を変えてというのは、集客数に応じて金額が決まるということなんです。それも、足りない部分を支給すのではなく、集客数が多いと金額が増える。「儲かるなら投資する」ってことでしょうか?
これって、補助金ではなく報奨金では??
お金よりもデタラメを発信したことに怒ってるので、補助金だろうが報奨金だろうがどうでもいいけど、文化オンチ(?)と思われるのもイメージ悪いと思ったんでしょうかね?



文楽ファンを呆れさせたのが、市長様の「文楽は四季のライオンキングに学べ」発言。
“ストーリーは分かりやすいものだし、終わった後に感動がある。小難しい理屈抜きに楽しい”
"文楽もやりようによっては、こうなるんだな。もちろん古典は大切だし、それがあったからライオンキングの演出にもつながったんだろうが、それでもライオンキングは古典そのものではない”
“当然だが、このライオンキング、行政の補助金は一切入っていない。後援名義のみ”

一応、元はブロードウェイで当たった作品ということと、文楽の技術が使われていることはご存知みたいだけど、何でこの二つを同じ視点でみるのかわかんない。そうだよ、ライオンキングは古典芸能じゃないよ・・・だから??
補助金が報奨金になる人だからどうしようもないのか?




夏に拙文を投稿しましたが、ホントはもっと言いたいことがある(怒)
でも上手く文章にできない(泣)
なので、代わりをご紹介。
「何が問題になっているのか」を劇場に足を運ぶ方に知ってもらいたいなぁという思いでご紹介します。補助金支給に賛同してほしいわけではありません(厳しい意見の文楽ファンも多いです)
      ↓
高橋彩子氏「文楽問題がピンとこない方々へ
犬丸治氏「橋下徹と大阪「文楽」問題を憂う

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by k-mia-f | 2013-01-17 20:16 | 文楽

2012振り返ってみる②

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昨年の「万作を観る会」での新作『食道楽』の写真。
公演後に感想を書こうと思って“作り物”をどう説明したらいいのか困りましたが、会員更新でいただいたカレンダーに写真が掲載されていました。

シテの大名は美食家で、歳をとっても元気なのは美食のおかげとの名のり。食後に横になって休んでる間に(一畳台を2つ重ねた上で横になっています)“大名の目・鼻・口・胃・手・心”が大名が美味しく食事ができるのは自分のおかげだと主張します。目で美しさ、鼻で美味しそうな匂いとか。

耳の高野さんだけ女言葉だったと記憶していますが“耳だから”女言葉なのか“高野さん”だから女言葉なのか気になります。来月のワークショップで高野さんが講師だったらお尋ねしようかと思ったのですが・・ちぇ。
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大名が目覚めて舞の場面。
福笑いみたいだし、謡いお正月にもいい局だなぁと思いました。
(なので、ホントは年始にご紹介しようと思ったのですが・・・のろのろ)

『食道楽』謡(公演パンフレットより)
さてもめでたや めでたやな。
ものを食らうて仲良く笑へ、笑う門には福来たる。
鼻と口とは一つずつ、耳と眼(まなこ)は二つずつ。
心はいったいどこにいある。胃袋の上、胸のあたり。
みんなが違う手をつなぎゃ、
一つになってトウトウと、命つなぐよ、トウタラリ。
たえずトウタリ、たえず食うたり、
たえすトウタリ、たえず食うたり、食道楽。
さてもめでたや めでたやな。
生き物多きその中に、人間だけに笑いあり。
一度怒れば一つ老い、笑えば歳は若返る。
旅は道連れ、世は情け。
みんな違う手をつなぎゃ、
一つにになってトウトウと、命つなぐよ、トウタラリ。
たえずトウタリ、たえず食うたり、
たえずトウタリ、たえず食うたり、食道楽


**********

今年は茂山千五郎家の新潟公演があるので楽しみです。日程が合わず1公演しかいけないけど、昨年は1公演も観にいけなかったので楽しみです。
萬歳さんは今年も狂言以外もお忙しそう。
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by k-mia-f | 2013-01-17 07:29 | 能楽

りせっと

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久々に伊勢丹の物産展へ。日本各地の美味しそうな物の中から、チラシに大きく紹介されてた京都「パティスリー・ボゥ・ベル・ベル」さんのチーズケーキを選びました。とても軽い食感で確かに1人で1本食べれる(ショーケースにそんなこと書いてあった)

「こんな日は寝てしまえ。寝て起きたら“今日”じゃなくて“明日”だ」

これって何の言葉だったっけ?

今日はゲキ×シネへ。
余計なこと考える余裕がない3時間が終わって23時前に帰宅してからチーズケーキを食べる。
むしゃむしゃ食べる。
麦酒で目蓋も重くなってきた。

なんだかんだで“今日”も終わりだ。
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by k-mia-f | 2013-01-15 23:38 | 日常雑感