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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

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井上ひさし生誕77フェスティバル

【作】井上ひさし 
【演出】蜷川幸雄
【出演】
風間杜夫(こと=壽号前足ほか)
吉田鋼太郎(ぶき=壽号後足ほか)
山崎一、六平直政、大石継太、
根岸季衣、朝海ひかる、香寿たつき ほか


【あらすじ(こまつ座HPより)】
明治天皇大葬の日の夕刻。大帝に殉死することを決意した陸軍大将乃木希典が、静子夫人と共に、自宅の厩舎の前で3頭の愛馬に最後の別れを告げている。そこへ、出入りの酒屋の小僧である本多武松少年が現れ、この家の書生になることを志願する。実はこの少年、かつて日露戦争で乃木の軍にいて戦死した兵士の忘れ形見で、その後乃木本人とも因縁浅からぬ縁ができていたのだ。
 一行が立ち去った後、夫妻のただならぬ様子に異変を感じた愛馬たちが、突如として人の言葉で喋りだす。そして、あろうことか3頭それそれが前足と後足に分裂し、併せて6つの「人格」ならぬ「馬格」となって動き出したのだ!勝手気儘に語り出す愛馬たちに、やがて近所で飼われている2頭のメス馬も加わり・・・。




動物が語るだけなら他にもありそうなんですが(といって直ぐには思いつかないけど。映画だけど最近なら『人生はビギナーズ』で人間と犬の会話が面白かったです)、馬の前足と後足に分かるという、チラシをそのまま写すと「3頭それぞれが前足と後足に分裂し、併せて6つの"人格”ならぬ“馬格”となって動き出したのだ!」とういのが面白そうな設定だなと思っての観劇です。

お芝居は面白かったです♪
手拍子の煽りがあって参加型お芝居でした^^
替え歌は「花さかじじい」とか「花いちもんめ」とか、元歌が誰でも口ずさめるので(最近の子供事情はわからないけど、会場の年齢層なら知ってるはず)観客席も大ノリだった気がします。


定式幕が下りていましたが音楽(お囃子)はなし。舞台両端の電光掲示板にタイトルが表示されていて、国立劇場みたいだなと思いました(ちょうど補助金問題に市長さまが“予定”通りのケリをつけたところだったことも影響してるかも)。
舞台の進行に合わせて、電光掲示板にはチャプタータイトルが表示されていました。私の席からは見えにくくて他に表示されたかどうかはわかりませんが、東京公演で歌詞の表示があったというのを読みましたので、新潟でも同様に表示されていたと思います。
定式幕を使用したのは、乃木大将の殉死決意の証明をするエピソード(駒くらべ)が、馬の足たちによる「あの日あの時の乃木大将」のお芝居=芝居小屋ってことでしょうかね?
黒子の手伝いもありますが、舞台転換、舞台上での衣装代え、小道具準備等、馬の足が行います。


“馬格”の設定がなかなか面白いです。
馬の胴・頭部分を取り外すと、下半身は馬の着ぐるみで上半身は人間の服装の“馬の足”が登場します。馬の出自で上半身の“人間”部分が異なります。お坊ちゃん風だったり、職人風だったり。
ここまでが「馬体分裂」で台詞も動きも前後足一緒で“3頭→3キャラ”なんですが、次にエリート意識の前足組と、そうでない後足組(ボキャ貧で^^;)とに分かれて“3頭→6キャラ”になります(うまく通じるだろか?)
登場する馬ですが、乃木大将の飼馬3頭に加えて2頭のご近所の雌馬が登場するので、10キャラです。
半分馬のスタイルが扮装が可愛くて、“ぶき”の通路芝居を真横で観ていてお尻に触りたいのじっと我慢しておりました。

**********

「どこまで演出でどこまでがアドリブなんだろう?」と思うことがチラホラ。
例えば、
観客席通路に下りた“ぶき”を“こと”が「こっち(舞台上)で言いなさいよ」と呼び止めて、“ぶき”が「ここが好きななの!」と言い返す・・・のはブログ巡り東京公演レビューで読みましたが、"ぶき”か階段を使用せずジャンプして舞台上に戻るのはアドリブ?

小倉歩兵連隊の場での密偵(吉田さん)が回転(スピンじゃいなくて“でんぐり”の方)しながら登場しますが(これもブログ巡りで読みました)、回転時に落としたペンが見つからなくて取りに戻るのはアドリブ?

乃木大将の落馬の原因、壽号が乃木大将の後を追わねばと思う理由をつくった“あぶ”の場面。蛾など虫の作り物を“こと&ぶき”に貼り付けていくんですが、その作り物の出番が終わると最前列の観客に「もう使わないから」と手渡していたはアドリブかなぁ(大楽だったから)。

笑いをこらえながら台詞を言う場面もあり、
この出演者なら何をやらせてもOK! お好きにどーぞな雰囲気でした。

**********

『薮原検校』観劇後に今作品の戯曲を読み「こんな感じかな?」とおもっていたのと違ったのが静子夫人。
静子夫人は保己市みたいに、青白い火が見えるような、背筋がぞっとする何かを持ったイメージで読んでいたのですが違っていました。
学習院に向かう大将を見送る「いってらっしゃい」の場とか、
武人と妻の心得として、夫の後を追う覚悟を語る場とか、「息子を奪った時代と早く別れたい」とか、笑いの中ででピリッとくるチリチョコのスパイスみたいな役目・台詞だと思っていたけど、スパイスは笑いの中に埋もれてしましました。

小倉歩兵連隊での兄弟決別の場ですが、可笑しいだけで終わってしまってピリッとしたものを感じませんでした。ここは連隊旗の前で弟よりも御上を選ぶ場面。その後の弟の辿った道を思うから、連隊旗に弟の血が染み込んでいて、連隊旗紛失で大将が感じている責任の本当の意味とか、その事を見抜いた天皇の「型」についての台詞、本当の気持ちを隠して「型」を演じ続ける大将の哀しさがあるような気がしていたので、もっとピリッとしてほしかったののです。

客電が、前半は明るくて後半は暗かったんです。それで前半と後半でお芝居の雰囲気も変わるのかなって思って観てたけど、変わらなかったです。


武松少年の書生志願の中での大将の魅力(?)についての場面で「でも、ごはんに汁粉をかけて召し上がりますね」はなかったように思います。何でだろう?物語と直接関係ないけど、カットする理由もよくわかんない(まぁいいけど)。
演出(ト書で)でどう解釈していいのかわからなかったのが、宮中お茶会でのアンパンを勲章のようにペタペタ軍服に貼り付けること。このアンパン、木村屋のアンパンなんですが、中心の桜は皇后様が考えたとのこと(私は知らなかった^^;これって有名^^?)
「武人の型」「武人の妻の型」「軍馬の型」「軍馬妻馬(メス馬)の型」
その後の日本の歩んだ道を思うと怖い考えだけど、馬鹿馬鹿しい考えというのを言いたかったのかな?

面白かったけど今回はパンフは未購入。
スパイス不足で好みと私的に肝心場面の好みが合わなかったのと、初めて観るのに初めてな気がしなかったから。
戯曲のト書きが細かくて、その通りに進行しているだけで、通路芝居以外は蜷川演出?って感じ
『薮原検校』もト書きが細かかったけど杉の市の早物語の場面とか小日向さん保己市はまり役とか、他にも色々、読んでるから先がわかってるのに今作品と違って大満足でした。
そんなんで、面白かったけどパンフ未購入でスタオベ不参加だったんだけど、今頃になって買えばよかったなとか思ってます。

次はト書きを飛ばして読むようにしよう。
解説にあった明治天皇と乃木大将の関係は、シェイクスピア劇の君主と道化というのは納得



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宝塚ファンの熱意には脱帽。
ホワイエにはいおっかけぽい方達の会話が耳に入り、
終演後は立ってるだけで汗がでる西陽の中、出待ちの列。
東京・大阪公演ならまだわかるけど、退団後も新潟までおっかけてくるなんて凄い。
そんな宝塚ファンのために^^?、立ち姿が麗しいキラキラ軍服にウインク付で大サービスでした。
『冬のライオン』でも私の前列ずらりと宝塚ファン御一行だったんだよなぁ・・・
ここまで夢中になれるものがあって羨ましい気がします。
(写真はりゅーとぴあのサルスベリ)
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by k-mia-f | 2012-08-30 06:13 | 演劇

価値観

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『其礼成心中』は“おけぴ”でチケットをお譲りいただきました。公演日まで余裕がなく、駄目元で私の希望条件をお伝えしたところ、私の新幹線着時間に合わせて東京駅での受け渡しでよいとのこと。何度か“おけぴ”を利用していますが。今迄トラブルになったことはありません。公演後の振込みを了承していただいたこともあったし、手渡しの時は待ち合わせ場所を私の都合に合わせていただいてます(最初の問い合わせ時に事情を説明するようにしてます)。手渡しの相手は女性だけとか、
非会員の方のチケットは避けるとか、選んでますけど。

(チケットをいただいた後『DESSERTCIRKUS』にて
 朝スイーツ)


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11:00過ぎ渋谷駅着。初めて「渋谷ヒカリエ」へ。
渋谷で私が時間を潰せるところがなかったので助かります。ウロウロして気にいったネックレスがありましたがチケット貧乏で予算オーバーで“ちぇっ”と思って違うお店を覗いたらお手頃価格で気に入ったものがありました。包装が可愛かったのと久々にお買い物したので“うきうき”気分♪

(久々のお買い物『MU-RA』にて。
 お揃いのピアスがなかったのが残念ですが。)


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週末切符でないことを忘れて渋谷駅で改札で帰りの切符を通す。
あまり遅くならない時間に帰りたかったし、仕方ないからお弁当買って早いので帰ろうと思ったけど・・・・
エキナカを“ぶらぶら”し過ぎたのと、新幹線の時間を勘違いして遅くなってしましました。

(久々の『PIERRE MARCOLINI 』にて夜スイーツ)



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1万円のネックレスは迷って買わないけど、4千円のチョコは迷わずに買う。
日本のチョコの方がおいしいとか、
板チョコと味の違いがわかるのかとか、
チョコレートの箱を開けるときの小さい幸せを理解してくれる人は少ない(私の周りでは)。


ビスキュイばら売りっていつから?
予約しないと買えなかった頃があったのに今は何時でも1個から買えるのね。




**********

ホントは文楽補助金について書くつもりだったんだけど、まとまらなくて。

まぁね、補助金はこうなると思っていたからいいけど(いいのか?)

お金よりももっと大事なものがなくなったかも。

これも価値観の違いだけど。
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by k-mia-f | 2012-08-25 20:38 | 日常雑感

あっちぇ

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昨日の駄文を書きながら、明日(つまり今日)の予定を変更。
シネウインドの『311』を観る最後のチャンスだったけど、十日町へ行くことにしました。
観ない作品に批判はできないと思ったけど、観たら落ち込むだろうし、凄く『アーティスト』が観たい気分になったのです。

というわけで、今日は奮発して甘夏パフェ。
日曜だし、夏休みだし、大地の芸祭開催中だし、午前9:00で越後川口SAは込み合っておりました。県外№も多かったし、売店のレジも並んでました。
あっちぇ~~~~~! 朝から何度あるんだ~~~


**********

『アーティスト』が観たくなったのは、無声映画からトーキーへの移行が、文楽とちょっと重なったから三谷文楽は楽しめたのけどコレばっかりになるのも嫌だなぁ)。

16;10~の『ハーブ&ドロシー』までの間、魚沼方面へジェラートを食べにいこうと思ったのですが、屋外に出る気になれず続けて『サラの鍵』を観る。お気に入りの先品ですが、今日は観たい異聞じゃなかったんですけどね・・・幸せな気分といいますか、心穏やかに過ごしたい日だったので。

1本追加したら『ハーブ&ドロシー』までの空き時間が2時間。中途半端な空き時間なので「キナーレ」内のお風呂屋さんへ。「キナーレ」には芸術祭の作品の一つが展示中というか公開中なんですが、古着の山とクレーンの作品で、強制収容所を連想してプチ鬱になってしまった。
(プチ鬱になった作品は「No Man`s Land」 今回の芸術祭の中でも有名な作品です。)

お風呂屋さんで汗を流して(4時間冷房中の映画館にいたんだけど^^;)
軽く仮眠をとったら16:00過ぎてる(目覚ましタイマー気付かなかった)
映画館はすぐ近くだけど、ここは予告が短いので少し見逃してしまった。
ハーブは7月にお亡くなりになりました。
とても素敵なご夫婦、こんな風に暮らせたら素敵だなって思っていたので哀しい。
現代アートの価値はさっぱりわかんないけど、お二人を観てると幸せというか、豊かな気持ちになれました。


明け方は涼しいけど、夜は昼間のおひさまの活躍の余熱で暑い。
風があればいいなdけおなぁ・・・・




 
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by k-mia-f | 2012-08-19 22:04 | 日常雑感

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なかなか面白かったです。
物語は大したことないんですが(元々期待してなかったしね^^;)、演出が面白かった♪

舞台は定式幕がはられていて、開演15分程前にお囃子が始まりました。
お囃子が終わると通常の観劇の注意点のアナウンスが入りましたが、それとは別に開演前に、黒衣姿の三谷さんが“三谷さんの表情をしたツメ人形”を持って舞台(定式幕の前)に登場して、再度注意と観客いじりで笑わせてくださいました。


上手から定式幕が開くところまでは、本公演と一緒ですが“とざいと~ざい”はありません。
舞台上の両端、人形出入口には小幕がありますが紋が違っていて、丸の中に“パルコ”と、丸の中に下向三角が三つ重なっていて“ミタニ”とあるもの。

三味線と太夫は舞台の上部、床が回転する代わりに横に移動して交代します。
人形遣いは全員黒衣姿で、主遣いは舞台下駄を履いていません。主遣いが顔を見せないのはいいとして(個人的にはどっちでもいい)、舞台下駄を履いていないのは何故だろう?足遣いが大変そうだけど、前列の座席の方への配慮でしょうか(船底じゃないから)?

本公演では足元を隠しますが、堂々と見せる演出がありました。
すみません、どの場か覚えていないのですが、手摺(人形の足の位置部分)にロープ(?)を張っただけの場があって人形を初めて見る方も多かったでしょうから、3人で遣う様子がわかりやすくて良かったと思います。

カタカタ言葉が意外と違和感がないのが驚きです。
それと、鑑賞前に読んだインタビューで「人形に性根を入れるのではなく、人形に演技をさせる」というのがあって、どういうことだろうと思っていたんですが観て納得しました。人形の動き(ずるっコケルのとか)や家の傾き方とか閑古鳥とかドリフのコントみたいで懐かしかったです。ミラーボールが使われたり、人形が泳ぐのを見たのは初めてな気がします。

茂山千五郎家の新作狂言みたいだなと思いました。
狂言だと一つの“家”の中にも色々“会”があるので、文楽にも色々“会”があってもいいような気がします
(“会”を別の言い方すると“ジャンル”とか“シリーズ”とかでしょうかね?ボキャ貧ですみません。)
「やり過ぎでは?」思うところもありましたが、本公演とは別にこういうのがあってもいいかなと思います。
本公演で『テンペスト』をやるよりは断然良いと思います。

「新作文楽」とか「三谷文楽」というより
「人形浄瑠パルコ座旗揚公演」の方が合うかな。
古典芸能という感じではないです。最後にカテコがありましたが、本公演なら驚くけど今回はコレが普通に感じます。カテコでは人形遣いの皆様も顔出しで、手にしてる人形と一緒にご挨拶。ぎこちない感じが初々しい^^

パンフはA6サイズで床本(台本)付き2000円也。ちょっといいお値段だけど^^;床本目当てで購入。
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by k-mia-f | 2012-08-18 23:27 | 文楽

遠征帰

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新幹線の時間勘違いして、せっかく出来たてだったのに冷めちゃった。

待合室で食べる時間あったけど暑くては食べるになれなかった。

今日は三谷文楽です。
面白かったです♪
茂山千五郎家の新作狂言おもいだしました。魚がいっぱい登場したのってなんだっけ?
本公演とは別だったらいいと思いました。

それでは、いただきます。
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by k-mia-f | 2012-08-16 19:41 | 日常雑感

補助金問題②

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最初に、
誤字が多くてすみません。
追記をいれるのに前の記事を読んだら誤字だらけ(汗)
一応読み直してるんだけど(恥)



「文楽は守るが、文楽協会は守らない。」
前回チラリと書きましたが、文楽公演は楽しみだけど改善が必要な点が多くあると思います。
それでも、市長さまの「文楽は守るが、文楽協会は守らない。」に反感を覚えるのは、信じてないから。能楽ファンを“変質者”扱いするような方に守る気があると思えない。
発言がコロコロ変わるのはも守る気がない証拠だと思う(最近は転がる速度が更に速くなった気がします。小石に異論な・・・じゃない色んなのがついて岩になってきてる。)
「自分が興味ない古典芸能(クラシック音楽含)は不要」ということだけは決まっていて、自分が悪者にならないように、途中でちょこっと軌道修正して「改革者」になろうとしている気がします。
だから、タレント府知事時代も含めた長い期間で、何一つ文楽(だけでなく古典芸能全体)を知ろうともせず、トンチンカンな発言をしてるんだと思う。
で、トンチンカンを指摘されても、恥ずかしいとは感じず、「敷居が高い」だの「特権意識」だの言って自分に都合がいいほうに持って行く。派手なパフォーマンスに魅せられた、余暇はTVとパチンコな方達(こう書くと古典芸能は“高尚”とか言われそうだけど)を味方につけて、庶民派市長さまになる。

**********

ところで、
市長さまの、長~~いツイッターの一部、
①の“一部”の続きの2月の投稿の一部(ややこしい?)


「・・・三谷さんの新作文楽。東京パルコ劇場でやるらしい。何で??僕が補助金見直しを宣言したことで三谷さんがひと肌脱いで下さったらしいが、大阪でなくやっぱり東京なんですかね~」

「国立文楽劇場も、文楽協会も、技芸員さんも、三谷さんの新作文楽を大阪でできるように奔走したらどうですかね。それぐらい汗をかかないと文楽は根付きませんよ。」



「補助金見直しを宣言したことで三谷さんが一肌脱いで下さった」 って、ホント??? 新聞にそれらしい記事(注1)がありましたが、なんかニュアンスが違う気がします。

パルコの新作文楽は、文楽ファンの三谷さんと、新しいことにチャレンジしたい中堅技芸員との出会い始まりで、4年前からの企画です。

タレント府知事時代も含めれば ”俺さま”が始まっていた気もしますが、たまたま補助金削減が話題になっている時期に公演が重なったので、パルコが宣伝に利用しただけのような気がします。
で、パルコが利用したものを市長さまが利用したような "一肌脱いでくれた”ではなく“一肌脱いだ形になた”だけなのでは? というのが記事を読んだ私の解釈です。実際はしらんけど(お詳しい方がいらしたら教えてください)。

市長さまは、うま~く都合がいいように解釈しますよね。文楽ファンが読むと"あれれ??”と思うことでも、文楽に興味ない人は”へぇ~~”って思います。逆に私が“へぇ~~”って思ってることにも隠されたてることがありそうだな。

内容がわからないのに絶賛の市長さまでしたが、厳しい劇評がでたらどうするんでしょう?
もしも古典芸能を中心に観劇している方だったら「考え方が古い」と言いそう。
「文楽協会が三谷さんの新しい演出に反対したからだ」とか
「文楽が現代に合わない=補助金不要の証明だ」とか
うま~~く、起点に戻しそう。
好評だったら、「言いだしっぺは俺さまだ~」ってなるんでしょうかね。
「文楽協会に補助金だしても無駄になるけど、俺さまの支持する芸術だったら無駄金にならないぞ!」みたいなことかな?

**********

市長さまの発言には呆れてしましましたが、反論する一部の文楽ファンにも呆れてます。
市長さまは癪に触る言い方をするので(怒)、文楽に関する全ての発言にに反論したい気持ちはわかりますが、観る前から三谷文楽を見下すような発言はどうかなと思います。

「大阪でできるように奔走」の意味がわからないけど、大阪の「曽根崎心中」の公演後に続けて大阪で公演があれば面白いのに思ったし、パルコ企画で地方公演がある作品(初演)はいろいろあるし、国立文楽劇場でなくても大阪で公演があればよかったのに思う。三谷文楽で「根付く」とは思っていないけど本公演にも興味を抱く人は少なからずいると思うし。人間のお芝居しか知らない人や、マリオネットしか知らない人には3人で遣う人形の動きは新鮮な驚き。私がそうだったから、そう思いたいだけかもしれないけど。


①で三谷作品に期待していないと書きました。
昨年に続いて今年も連続して三谷演出を連続上演があると、その中に新作文楽があると知ったときは、文楽を壊されたくないという気持ちがあったので期待より不安が大きかったです。だけど、三谷さんが文楽ファンであることや、インタビュー記事を読んで「何様俺様演出」(注2)でなく、技芸員さんと一緒に良い作品を作ろうとしているんだと思って、やっぱりチケット確保すれば良かったなと後悔しました。お盆休みと研修の日程が決まらないと確保できても無駄になるかもと思って、チケ取は不参戦だったんです。


ところが!
チケットが手に入りました~~
9月~12月まで遠征が入って超貧乏だけど、バーゲンの予算もないけど、即決しちゃいました^^
(結局、これが書きたかっただけかも)



~~ ??な方へ ~~

(注1) 2月8日 asahi.com 記事
『・・・本拠地・大阪の橋下徹市長が文楽協会への補助金見直しに動き、大夫(たゆう)や三味線、人形遣いらが「文楽300年の危機」と不安を募らせる中、一肌脱ぐ格好に。「僕が何とかしましょう」と胸をたたく。』

(注2)7月「曽根崎心中」鑑賞後の感想。
   曰く「台本が古い」(この件について市長さまツイッターで反論あり。この件は別項にて)
   曰く「演出不測(ラストにグッとくるものがない)」
   曰く「人形劇に人形遣いの顔が見えるのは変」
   曰く「演出を現代風にアレンジすべき」   など。
                      
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by k-mia-f | 2012-08-14 19:25 | 文楽

避暑

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鞍馬へ向かう叡山電車の車内で“ぼーっ”と出発をっていたら、反対のホームに二人連れのお坊様が地図を広げていました。

お一人はグレーの作務衣に草鞋にサラリーマン風の鞄の中年の方。
もう一人はは黒の作務衣に黒のスニーカーに黒のリュックの若い方。

スニーカーのオレンジの靴紐が目に入ったとき、陽平を思い出してしまって、避暑を兼ねて漫喫で読んでます。(ヨーヘー君とオレンジは直接関係ないのですが、なんか俗世っぽくて)


全5巻を1日で読むには一日中いないてといけないので、小分けで読んで(3時間利用)1ヶ月ちょいで4巻の途中まで)。
あと1回の避暑で読み終わるかな。夏の終わりと同じくらいだな。


暑いの苦手だけど、徐々に陽が短くなっていくのが寂しいです。


世間はお盆休みだけど、私は明日も普通に出勤なのでピンとこない。
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by k-mia-f | 2012-08-12 16:28 | 日常雑感

補助金問題①

文楽ファンが注目の公演が初日をむかえます。
大阪市長さま御贔屓の、三谷幸喜大先生の新作文楽『其礼成心中』です。

私も好き嫌いの激しいほうですが、市長さもには負けます。
最初から相手にされてないけど。
なんせ私は「変質者」ですからね(注1)

タレント府知事時代に文楽ファンを敵に回した市長さま。
歌舞伎より文楽を好む私は、市長さまにしてみれば「スーパー変質者」でしょうね。(注2)
ワイヤーで吊り上げられてシャンデリアのように落とされそう。


大阪市だけの問題でなくなった「文楽補金削減問題」
勿論、初心者で地方在住の私も気になっているし、ブログ等を読んで腹が立つことも多いです・・・双方に。

補助金カットの話を聞いたとき、またかと、絶対反対!と思ってました。
現在は補助金に関しては「どっちもどっちだな」と思っています。
実は、132名(注3)のご意見に納得できないといいますか、理解できない発言もあり、むしろ文楽協会に喝をいれるご意見に成る程と思うことが多かったのです。
それでも、市長さまの仰ることには賛同できないといいますか、信用できないことには変わりありません。

**********

文楽ファンにはお馴染みの市長さまが2月に発信したツイートの一部

「三谷幸喜さんが新作文楽をやって下さるらしい。「其礼成心中」この演目を聞いただけで、観に行きたい。文化ってこういうことなんだと思う。これが伝統文化なんだから、これを理解しろ!という表現者の態度では絶対に文化なんて根付かない。お相撲だって、小学生のときはあの間合いが分からなかった。それが段々と間合いが楽しめてくる。文楽だってそうでしょう。最初はとっつきやすく。そして表現者の方が、段々とお客さんの観劇能力を上げて行く。お客さん中心に考えるかどうか。三谷さんの新作は、お客さんの視点。僕でも観に行きたくなるんですから」

正直、何と言ったらいいのか・・・・
以前の記事にも書いていますが、私は三谷さんの“やっつけ仕事”が気になっています。
三谷さんは面白いアイデアが次から次へとわいてきて、早く頭の中からださにと破裂してしまうのかもしれません。1年に何作も書き、演出し、撮影し、忙しすぎて時間切れで次の作品に移ってるように感じています。

「この演目をきいただけで観にいきたい!」 って三谷作品なら何でもいいんでしょう?
「曽根崎心中」のパロディというかサイドストーリーのようですが、この種のものは他にいくらでもあります。

「これを理解しろ!という表現者の態度」って 地方在住の私は諸事情で毎公演見観にいってるわけでないけど(つまり鑑賞本数は少ないけど)、一度もそんなこと感じたことないし、新潟での文楽講座では一流の技芸員の皆様に教えていただきました。


「三谷さんの新作はお客視点」って 最近の作品は“内訳受け”な気がしますけど。これは私が「変質者」だからかな?

三谷さんが2月に書き上げていたことに驚きました~~ 
これって、舞台稽古はまだでも「書き上げた本」を読まねば書けないですよね?

観る前から作品を絶賛の市長さまも、
観る前から作品を批判する文楽ファンにもうんざり・・・。


私は観たいけど日程が会わなくて観にいけない。
(8/14追記:チケットが手に入りました~~)
昨年観た作品を基準にすると、内容は期待できないけど気になります。
一部文楽ファンのように「新作・部外者反対」ではありません。


だんだん何を書きたいのかわからなくなってきた・・・・

そうそう、一部の文楽を知らない市長さま擁護派が「市長さまのおかげで子供用文楽公演がはじまった」ようなことを仰ってるようですが
それは嘘です。補助金がどーのと言う前から続いている公演です。
(私も「西遊記」みたい)

そういえば、
何故か“二度目”の文楽鑑賞(注4)となった7月大坂公演「曽根崎心中」での感想で
「演出が古い!」には参りました^^;
感想は人それぞれですからケチつけるつもりはないのですが・・・この時期にこの発言。
やっぱり「自分が理解できないものは認めない」ってことですよね?



~なんのことか??の方へ~

(注1)タレント弁護士時代の平成14年、TBS「サンデージャポン」での発言
   曰く「このご時世、能・狂言のファンっていうと恥ずかしいじゃないですか。変質者っていうか・・」

(注2と4)タレント府知事時代の平成21年、「大阪府文化振興会議」にての発言
   曰く「観にいったけが、今のままでは二度目はない」
   曰く「歌舞伎(市川海老蔵)はもう一度観たい」 など。

(注3)季刊「上方芸能」184号の特集記事
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by k-mia-f | 2012-08-10 22:28 | 文楽

高田駅

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蓮見学の後は粟飴(水飴)買って、高田駅に寄ってから帰宅。
高田駅はお城の形。
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駅前の商店街もお城。

上越在住の知人に朝食を食べれる店をきいていったけど、高田駅から5分の店がわからなくて諦める^^;
出発が遅れて休憩なしで来たのでペコペコ。
歩き回るより高速のSAへ。




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米山SAにて。
サバサンドで小腹を埋める(この後の甘味用は残しておく)
昨日はそれほど暑くなかったので外で休憩。




**********

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柏崎ICで下りて『餡庵』さんで休憩。
滑らかなこし餡と大きくてつるつるでちょっとあったかい白玉が美味しい^^


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柏崎からは下道で。
温泉に立ち寄りたかったけど
『ルート・アイリッシュ』に間に合うように戻らねば。
(間に合ったけど・・期待が大きすぎたかも)
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by k-mia-f | 2012-08-09 21:11 | おでかけ

夏花④

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白い蓮が見たくて高田公園「はすまつり」へ。
私が知っている限りで白い蓮を見ることができるのは此処だけだと思い、2時間かけて見に行ったのですが・・・


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白はどこ??
白い蓮が点在していると思っていたので、ちょっとがっくり。
これだけ広い場所(これでも堀の一部)で見つけたのは2つだけ。
今頃気付いたんですが、半分しか回ってないです・・・

先に散策マップをみていけばよかった・・・2時間かけて行ったのに(しつこい?)


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濃いピンクが可愛い^^


何故白い蓮がみたいのかといいますと、トニー・ブイ監督作品『季節の中で』に登場した蓮池が素敵だったから。、正直、物語はどうでもよく^^;白い蓮と赤い花炎樹の映像にうっとりしました。


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"ちゅっ”って感じが可愛い^^


『季節の中で』の原題は『THREE SEASONS』
実はタイトルの意味がよくわからなかった。舞台はベトナムで、雨季と乾季しかないんですね。
オムニバス形式で3つの物語だったので、それでかなぁ・・・なんて思っていました。
(ストリートチルドレンと元米兵のお話を1つと考えてます)
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ゴージャス(品種不明)


今頃になってナルホドという解釈をみつけました。

3つ目の季節は“希望”


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お目当ての白い蓮は極僅かだったけど、なんだかんだと2時間近く楽しみました。


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朝の雨のおかげで、生き生きとしていました。
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by k-mia-f | 2012-08-09 19:26 | おでかけ