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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

ちょっと思ったこと。

御贔屓ブロガー様の更新が止まって心配しておりましたが、復活されて“ほっ”としております。
更新されない理由が、多忙であるとか、ネタ不足なら心配しないのですが、記事の内容でちょっとトラブルがあったといいますか、行き違いといいますか・・・ なので落込んでるのかなと気がかりでした。

トラブルの原因となった記事ですが、私は“内容に関する事”に詳しくないので、どういう点が誤解を招いたのかわかりませんが(この時点でもうズレてるかも)、自分の言いたいことを伝えることの難しさを改めて感じました。



お盆休み中に書く気でいた『ベッジ・パートン』の扇子の解釈ですが・・・どう説明したらいいのか困ってる。ボキャ貧なので・・・ 
一言でいうなら「さよなら」ではないかと。



急に寒くなったから風邪ひいたかも。
それとも“出勤したくないよ~”症かな?
具合悪いのに、無性にラーメンが食べたい・・・。
by k-mia-f | 2011-08-25 22:20 | 日常雑感

処暑

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ビールで夏の終わりを感じるというのは寂しい気がしますが・・・。

お疲れ様でした。
by k-mia-f | 2011-08-23 22:35 | 日常雑感

近況

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『micicoco』さんの8月メニューのカレーピタ。
もう一回いただきたいと思っていたけど無理っぽい。

今日は冬物ストールはおってウインドへ。
暑いのは嫌だけど、涼しいのは寂しい。
by k-mia-f | 2011-08-20 22:44 | 日常雑感

こびと

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音文(りゅーとぴあ近く)のカフェ『コル』さんにて。
ちっちゃく折りたたんだ伝票を、ちっちゃい椅子にはささんであります。ちっちゃいお客さんに喜ばれそう。
手前にあるのは、アイスコーヒーに付いてきたビスケット入れ。

紙ナプキンは取りやすいように折ってあるし、メニューは学校の工作っぽいし(褒めている)、絵本もおいてあるので(大人も楽しめそうな)、雰囲気が気に入ってます♪

昔よく食べたビスケットなんですが、名前が出てきません。紙ナプキンの形はパフェスプーンが似合う形。この日は『血の婚礼』観劇後だったこともあり、なんか懐かしく感じました。

**********

昨夜は寒かったせいか、少し体調が悪く、仕事を途中できり上げ、外朝しながら残りを片づけてます。

「夜中に“こびと”が仕上げてくれたらいいのにな」
しょーもないこと思ってしまった。


そろっと出勤時間です。
今日も涼いのかな?
by k-mia-f | 2011-08-19 07:25 | 日常雑感

2011.07備忘録

7/1 『マーラー 君に捧げるアダージョ』(2010)監督:パーシー・アドロン/102分/独・墺
7/3 『シチリア!シチリア!』(2009)監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
/151分/伊・仏
7/3 『レイチェル・カーソンの感性の森』(2008)監督:クリストファー・マンガー/55分/米
7/7 『ミツバチの羽音と地球の回転』(2010)監督:鎌仲ひとみ/135分/日
7/8 『ロックアウト』(2008)監督:高橋康進/82分/日
7/10 朝10『E.T20周年アニバーサリー版』(1982,2002)監督:スティーブン・スピルバーグ/120分/米
7/11 『127時間』(2010)監督:ダニー・ボイル/94分/米・英

7/15 山本真希オルガンリサイタルシリーズ@りゅーとぴあグレンツィングオルガンの魅力No.12 「スペインのオルガン音楽Ⅱ」
7/16 茂山狂言公演@りゅーとぴあ
     「いろは」「萩大名」「止動方角」
7/17 茂山狂言公演@りゅーとぴあ
     「しびり」「千鳥」「鎌腹」
7/17 第66回東響定期演奏会@りゅーとぴあ
    指揮:ユベール・スダーン ♪「シェーンベルク/浄夜 作品4

7/17 朝10『シザー・ハンズ』(1990)監督:ティム・バートン/98分/米
7/18 『英国王のスピーチ』(2010)監督:トム・フーパー/118分/英・濠
7/18 『心中天使』(2010)監督:一尾直樹/98分/日

7/27 『ベッジ・パードン』@世田谷パブリックシアター
    作・演出/三谷幸喜
7/27 『リタルダンド』@パルコ劇場
    演出:G2 作:中島淳彦

7/30 『大鹿村騒動記』(2011)監督:阪本順治/93分/日

7/31  TACT/FEST 『ひつじ』@りゅーとぴあ
by k-mia-f | 2011-08-18 22:09 | 備忘録

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蒸し暑いけど、陽射しは強くないと感じたので、やっとこさ『藤城清治展』へ。
もっと早くいきたかったけど、昼間の屋根無し駐車はきついし、金曜夜の延長は節電で中止だし、でもお昼に駐車して涼しくなるまで粘るのはお財布的にきついので^^;

前回の長岡の展覧会は日曜日で、超混みで“へとへと”でしたが、今日は混んではいましたがストレスなくゆっくり見学できました♪
ま、ちょっと賑やかでしたけどね。携帯は鳴るし(切らずに話すし)、大人同士のおしゃべりも多かったですけど(子供が賑やかなのは仕方ないです)、藤城さんの展覧会なら許せる雰囲気があります(携帯はちょっとね^^;)。
小さいお子さんが喜びそうな展示もありますしね♪

影絵は本物じゃないと駄目です(何でもそうだろうけど^^;)
実際に光をあてた影絵の美しさと迫力は図録からは想像できない思います。
特に、水や鏡を使用する大型作品の展示の迫力は図録では無理!

展覧会をご覧になってない方のイメージだと、小人や、大きな樹の作品、カラフルなファンタジーなイメージが強い思いますが(多分)、私は初期のちょっと墨絵みたいなのとか、聖書を題材にした作品が好きです。ノアの箱舟を題材にした作品(正確なタイトルがわからない)の迫力は“図録買っちゃおうかな”って気にさせますが、見本をみてがっくり買う気がなくなります。関係者の皆様すみません。図録代でリピート見学しますから^^;)


図録は買わないけど・・・絵本はちょっと迷いました。
やっぱり、展覧会の後だと迫力不足で"がっかり”しちゃけど、大人が楽しめる絵本だし、サイン会もあるし^^;、う~~ん。
とりあえず、今日はやめとこ。まだサイン会の日まで余裕あるし(大人だけでも大丈夫だよね^^;)。
迷ってるのは『ぶどう酒びんの不思議な旅』

********

駐車券の時間に少し余裕があったので、31F(だっけ?)展望室へ。
皆さんお目当ては一緒のようですね。
今日は帆を上げてるときいたけど、そのようには見えないなぁ。上過ぎてわからないのかしら?あ、「みなとぴあ」も人の頭がいっぱい。こんな上からでもわかるものなんですね。

お目当ては、新潟西港に停泊中の 北前船「みちのく丸」
16日に開催された見学会は大盛況だった様子。
私も帆を上げた様子をみたかったけど、代用品のYouTubuで。
誰か新潟版もだしてくれないかなぁ。
by k-mia-f | 2011-08-17 20:50 | 展覧会

残暑

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今朝は福島潟へ。
「オニバスは何処かしら?」と“てくてく”歩きましたがわからないし、陽射しは強くなかったのですが“むしむし”で“くたくた”。

“展望台らしき建物”が見えたので、そこまで頑張って“てくてく”

看板地図を確認したところ、お目当ての「オニバス」までかなりある。
かなりあるだけで、どの道を通ったらいいんだ?
ここまで歩いた遊歩道(?)はここで切れてるし・・・。
橋を渡ってから下へ下りる道を探せば良かったのかしら?

もう疲れちゃったし、Uターンすることに。
もときた道を“てくてく”
途中、三脚かかえて長靴の男性とすれ違う。
げげ、やっぱ公園のハス池と違って、それなりの準備が必要なんだろうか??
何にしに此処まで来たんだか^^;
幸い(?)蕎麦の花が見頃でしたので撮影したのですが、蕎麦の花と書いてもわからなそうだったので載せるの止め。
“展望台らしき建物”の正体は「雁晴れ舎」でした(先程サイトで確認)



寝苦しい夜は続いてますが、秋の匂いを感じるようになりました。
今年の夏の暑さ対策はどうなることかと思ってましたが、朝マックと図書館と映画館とお風呂屋さんで何とか^^;
天気予報では猛暑は今週末迄とのこと。ホントかな?



福島潟に到着したのは7:00頃。
最初に出会った母娘っぽい二人連れと無言で擦違う。
次に会ったウォーキング中の女性の「おはようございます」と声をかけられる。
なんかちょっと気分いい。
なので、
3番目に会ったカメラマン男性に「おはようございます」と声をかけてみた。
無視せず挨拶を返してくれてちょっと嬉しい。


**********

蕎麦の花見学で折った福島潟をあとにして、
すっかりお気に入り作品になった『ヤング・ゼネレーション』へ。

写真は今日のランチ『Chere』のカレー
パンとスープをいただくつもりでしたが、8/21までの限定メニューということもあり、カレーへ変更。
撮影した写真より現物はもっと濃い色。でも、そんな辛くないです。中辛ってとこでしょうか?ココナッツのかおり♪
カレーはいつでお美味しいけど、夏は特に美味しく感じるのはなぜでしょう?

ナンはもうちょい焦げ目のある方が好みですが、カレーは美味しくいただきました♪
(でもさ、メニュー写真と違いすぎないかい^^?)
(あ、私の写真のサラダはボウルの影にかくれてるだけでう。念のため^^;)
by k-mia-f | 2011-08-17 17:45 | 日常雑感

2011.06備忘録

注:手帳整理です。記事なし。

6/8 『コジ・ファン・トゥッテ』@新国立劇場 
    演出:ダミアーノ・ミキエレット 

6/8 シス・カンパニー『ベッジ・パードン』@世田谷パブリックシアター
    作/演出:三谷幸喜

6/9 劇団四季『ヴェニスの商人』@自由劇場
    演出:浅利慶太 

6/9  第11回茂山狂言会@国立能楽堂
     「しびり」「いろは」「茶壷」「死神」

6/11 『トスカーナの贋作』(2010)監督:アッバス・キアロスタミ/106分/伊・仏
6/12 『戦火のナージャ』(2010)監督:ニキータ・ミハルコフ/150分/露
6/13 『イリュージョニスト』(2010)監督:シルヴァン・ショメ/80分/仏・英
6/15 朝10『ロンゲストヤード』(1974)監督:ロバート・アルドリッチ/121分/米
6/19 朝10『ハスラー』(1961)監督:ロバート・ロッセン/135分/米
6/20 『シルビアのいる街で』(2007)監督:ホセ・ルイス・ゲリン/85分/西・仏
6/20 『マイ・バック・ページ』(2011)監督:山下敦弘/141分/日
6/22 朝10『ハスラー』↑
6/22 『トスカーナの贋作』↑
6/22 『イリュージョニスト』↑
6/22 『アジャストメント』(2011)監督:ジョージ・ノルフィ/106分/米
6/23 『亡命』(2010)監督:ハン・グァン/118分/日
6/24 『127時間』(2010)監督:ダニー・ボイル/94分/米・英
6/25 『100,000年後の安全』(2009)監督:マイケル・マドセン/79分/デンマーク・フィンランド・スェーデン/イタリア
6/27 『ロシアン・ルーレット』(2010)監督:ゲラ・バブルアニ/97分/米

6/29 プレシアタートーク『奇ツ怪2』@りゅーとぴあ
      松岡和子/前川知大/中村トオル
by k-mia-f | 2011-08-14 15:59 | 備忘録

2011.05備忘録

注;手帳整理です。記事なし。

5/1 朝10『汚れなき悪戯』(1955)監督:ラディスラオ・ヴァホダ/91分/西
5/1 『八日目の蝉』(2011)監督:成島出/147分/日
5/1 LJNプレ公演
5/3 『ヤコブへの手紙』(2009)監督:クラウス・ハロ/75分/フィンランド
5/3 朝10『汚れなき悪戯』↑
5/3 LJNプレ公演 ?
5/4 『ヘヴンズストーリー』(2010)監督:瀬々敬久/278分/日
5/5 『愛する人』(2009)監督:ロドリゴ・ガルシア/128分/米・西
5/7 LJN
5/8 LJN
5/8 LJN
5/8 LJN『敬愛なるヴェートーヴェン』(2006)監督:アグニエシュカ・ホランド/104分/英・ハンガリー
5/10 『トゥルーグリット』(2010)監督:コーエン兄弟/110分/米
5/12 『しあわせの雨傘』(2010)監督:フランソワ・オゾン/103分/仏
5/14 『わたしを離さないで』(2010)監督:マーク・ロマネク/105分/英・米
5/15 朝10『卒業』(1967)監督:マイク・ニコルズ/107分/米
5/18 『ブラックスワン』(2010)監督:ダーレン・アロノフスキー/108分/米
5/19 『お早よう』(1959)監督:小津安二郎/94分/日
5/22 朝10『真夜中のカーボーイ』(1969)監督:ジョン・シュレシンジャー/113分/米
5/27 朝10『タクシー・ドライバー』(1976)監督:マーティン・スコセッシ/114分/米
by k-mia-f | 2011-08-14 15:30 | 備忘録

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シス・カンパニー公演

作/演出 三谷幸喜
 
野村萬斎(夏目金之助)
深津絵里(アニー・ペリン=ベッジ:下宿の使用人)
大泉 洋(ソータロー:ロンドン駐在商社マン)
浦井健治(グリムズビー:アニー弟)
浅野和之(下宿の主人ほか英国



【あらすじ:シアターガイドより】
文豪・夏目漱石が、明治政府からの命を受け、文部省第1回給費留学生として、英国・ロンドンへと旅立ったのは、明治33年(1900年)のこと。出発直前まで、熊本第五高等学校(現・熊本大学)で教鞭をとっていた漱石(本名:金之助)は、この時すでに33歳。身重の妻・鏡子と幼子を残しての2年間の単身留学は、大きなカルチャーギャップと生来の神経症的な性質もあいまって苛酷極まりないものであった・・・・・・という定説だが、彼がロンドンで綴った文章には、度々<ベッジ・パードン>なる女性が登場する。下宿の使用人だっという実在の女性は、孤独な留学生・漱石にとって、どんな存在だったのだろう?



えっと、今更ですが・・・(のろのろ)

「言葉」と「差別(階級社会)」と「二面性」がテーマの物語ではないかと。
私は観劇(狂言含)で声をだして笑うほうではないのですが(面白くないわけでない)、このお芝居は声に出して笑ってしまいました。3時間(休憩含)があっという間に過ぎてしまう、可笑しくて切ないお芝居でした。幕の終わりは“ほろり”と切ないのです(泣)
三谷さんおお芝居は『なにわバタフライNV』に続いて2回目。
両作とも配役がお見事! 特に、深津さん以外のベッジは考えられない。
ベッジの最後の台詞は解釈の分かれるところだと思いますが、私は金之助にとって“非現実的=夢”だからということと、留学生・金之助が、文豪・漱石に生まれるかわる瞬間と考えています。

以下 ↓ 「」台詞はうろ覚え。大体こんな感じ。


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巻き散らかした伏線を、しっかり回収。
1回目は「あれはこれの伏線だったのか」と“回収”で笑い、
2回目は「これもあれの伏線だったのか」と“撒き”で感心。

三谷さんがビリー・ワイルダー監督のファンであることは有名な話ですが、観劇していて、凄く影響を受けているんだなと感じました。三谷さん、綺麗な工作つくりそう。球体をつくるのに“すべすべ”でなく、ちっちゃい角がいっぱい繋がった丸をつくりそう。あ~ モザイク画もいいかも(誉めている)
浅野さんの女装とか反則じゃないかと思うとところもありましたが、それもチリ・チョコのスパイスいれすぎた感じで、喉“ひりひり”だけど美味~って感じ(誉めている その2)。
セットも素敵。特に窓の使い方が上手いなぁって感じました。

**********

開演前はロンドンの地図が描かれた幕が下りていて、音楽と共に幕が上がると下宿の外壁が現れます。“幕が上がったのに、もう一つ幕がある” みたいな舞台ギリギリな位置。
ベッジが屋根裏の自室の窓を開けて、朝の空気を吸い込みます。かわいい~~
曲は『マイ・フェア・レディ』の”素敵じゃない?”
雰囲気ぴったりです。らぶり~~♪

その後屋根裏部屋部分を残してとういか、下の階(3F)の外壁が上がって金之助の部屋が現れます。金之助の引越し日です。地図(ロンドン全体)から、外壁(下宿前の通り)、室内(金之助)で、徐々に近づいていったように感じます。
金之助の部屋の中はもちろん、屋根裏のベッジの部屋も壁紙とか小さいな額縁が飾れれているところとか、窓を開けたとき少ししか見えないのに細かいところも丁寧だなと感じました。外壁が下りている状態で「ここに窓がある」ことがわかっているので、後のパントマイムの窓を開ける場面がわかりやすいといいますか、一層楽しい。
部屋の奥(舞台奥)にも大きな窓があり、ロンドンの町並みがみえます。クリスマスの夜は窓から雪が降っているのが見えたり、暖炉の火がつかなくて“煙もくもく”になったり。
町並みの見える窓、階下(奈落)へ続く階段、屋根裏部屋へ続く階段、非常口みたいな勝手口みたいな出入り口、部屋からでなくても部屋の外の世界が見える(広いロンドンの中の点)ようです(変わった間取りの部屋だと思いましたが、重箱の隅っこな事です♪)

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金之助が下宿の主人と英語で挨拶をかわしていると、天の声(女性アナウンス)で「観客に分かるよう、こここから日本語に翻訳してください」とのこと。
“英語が上手く話せない金之助の英語”の翻訳ですから、「私は・・・します」「私は・・・です」みたいなカタコトの日本語がおかしいです。英語がききとれなくて、笑ってごまかしたり、何にでもありがとうと答えたり。
この天の声による日本語と英語の切り替えがおかしくて、毎回笑いに包まれました。

英語教師なのに英語がしゃべれない金之助、英語は完璧なのに日本語だと東北訛りのソータロー、Hの発音ができなコックニー訛りのベッジ、それぞれのコンプレックスの特徴(?)をうまく日本語で表現していたと思います。
英語、日本語の切り替えで、金之助とソータローの性格が逆転します。
英語だと笑ってるだけなのに、日本語だと感情をぶつけてくる金之助。
英語だと自信に満ちて堂々としてるのに、日本語だと膝をかかえて小さくなるソータロー。
ソータローの根暗なところが、その後の嫉妬による嫌がらせと結びつきます。


**********

グレイグ先生に無理やりクッキーを食べさせようとするベッジが可笑しいのですが、その後の台詞で今迄いろいろな差別をうけてきたんだろうなと“ほろり”。
金之助がベッジとだけ気軽に話せるのは、自分と同様に英語(英国内)で辛い立場だから。
それと、想像と実物の合致。
ベッジの台詞で言えば「あたいを下に見ているから」
漱石のロンドン時代本で、金之助が英国人に幻滅していたことが書いてあります(パンフでも紹介されていますね)
お芝居の冒頭でも、下宿の主人の無教養にがっかりしているように見えましたし、下宿で足袋を履いている、来客も土足厳禁なところとか、英国人(英国の慣習)に“がっかり”なしていることを感じました。(ロンドン足袋は萬斎さんが留学時代に実際にやっていた事ですが)


ベッジの夢の話は辛い現実からの逃避、こうやって自分を慰めてきたんだなと”ほろり”。
金之助を慰めようと夢の話をしようとして、金之助に「夢の話はうんざり」と言われたときは「慰めようとしてるのに・・・」と哀しい気持ちになり、
ベッジの「あたいには夢の話しかないんだから、夢の話をするななんていわないで。」
の後は「金之助のばか~~~(怒)」という気持ちになりました。
「君は(ベッジは)私だ」と抱きしめているときは、私もベッジを“ぎゅ~~っ”

本涙は流れなかったけど、心中は土砂降りでした。外壁がおりてきて窓越しのに二人をみていると、ここで(一幕で)完結でもいいかなという気持ちになりました。
私はベッジみたいな夢の話はないけれど、スクリーンを前にしているときと同じなのかなとちょっと思う。

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2幕はビクトリア女王の葬儀の日。
1幕はクリスマスで終わっているので、2ヶ月経過しています。その間、ベッジと金之助の距離が“ぐ~~ん”と近くなっているのは、金之助のコックニー訛りの英語と、ベッジと同じ夢を見ることでわかります。

日記に葬儀の感想を書いていると、ビクトリア女王が金之助の部屋へ現れます。
浅野さん配役の1つ、ビクトリア女王に??でしたが成るほどと感心。
見当違いかもしれませんが、ベッジの夢の話に登場した人物の中で「実際に会話するのは無理な人」、と会話ができるとういうのは、同じ夢を見ることができるということで、二人の距離といいますか、共通点を表現しているのかなと思いました。それと、“後の文豪”に必要な想像力も。
正確には、ベッジが去った後、ミスタージャック(犬)の登場で気づいたことですが。


**********

グリムズビーが人間観察力に優れていることは、2回目の観劇で感じたこと(撒きに感心の1つ)。
初対面で金之助が英語を話せない理由、ソウタロウの本心をさらりと見破っていました。
ベッジと金之助の関係と逆に、グリムズビーは自分と同じものをソウタロウから感じ取って避けていたのではという気がします。

ソウタロウの本心(金之助に対する嫉妬心)が、しょうもない事と思うけれど、わかる気もします。
習い事をしていたとき、もって生まれてセンスというのを強く感じて、趣味までダメなんだなぁて落ち込みました。私はソウタロウみたいな意地悪はしないけど。
それと、無意識で他人を傷つけたり、傷つけられたりは誰でも経験あるのでは?

金之助の心が妻子よりベッジに傾いたのもわかる気がします。
現在より家事労働に体力と時間を使っていた頃、手のかかる子供もいる女性に対して、手紙の返事がないと腹をたてるのは、器の小さい人に思いますが(お芝居では届いた手紙をソウタロウが隠してます)、辛いときに側にいてくれた人の存在は大きいです。遠距離恋愛は難しいですね。
ベッジの気持ちをわかっていながら、妻子のことを打ち明けないことも、腹は立ちますが良くあることでは?

妻の筆不精をうまくからめたなと感心。

ここまで書いて 映画『マーラー、君に捧げるアダージョ』を思いだしました。
「起きたことは事実、どう起きたかは想像」 だったかな?

**********

ベッジの最期は辛いけど、後味は悪くありません。
ベッジが亡くなったことを知った後、ベッジの夢を見る金之助。
亡霊ではなく夢と感じるのは、ベッジが最後に「今度はあなたが夢の話をする番」と訛りなしで話すから。う~~ん。亡霊って、ある意味“本人”だと思うのです。ベッジが訛りなしで話せるとは思えないので“夢=想像”かなと。
(死んだ人と会う事にかわりないので、どっちでもいい気もしますが)

この夢のあと、留学生・金之助から(後の)文豪・漱石に変ります。
ベッジの代わりに夢の話を書くのです。
訛りのない台詞で死を認識、小説(最後の漱石ポーズ)で昇華・・・というのが、私の解釈です。


え・・・扇子のことですか(汗)
う~ん・・・。
片付けてるようで戻してることで、現実は何も変ってないということ。
なのに、なぜ、扇子が残されているか・・・

実は、まだ自分の考えがまとまってません(のろのろ)

お盆休み中に書き上げたい・・・。
(9月の文楽予習しないとだし)
by k-mia-f | 2011-08-14 10:57 | 演劇