ブログトップ

ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

2012振り返ってみる③

b0125384_18525270.jpg

文楽に興味のない方でも、大阪市長様の文楽嫌いはニュース記事でご存知の方は多いのでは?
文楽嫌いというより、文化嫌いですよね。
嫌いというのも違うか・・・
「税金を使わない」というのは選挙の票になります。

文楽ファンが怒っているのは、お金を出さないということより、ツイッターでデタラメを書かれたことじゃないでしょうか(しばらく市長様をフォローしてチェックを怠らないようにしようと思ってましたが、ダラダラ長文が続くのでやめました)。

文楽ファンが悲しい気持ちになるのは、大阪市民の「文楽は東京にくれてやれ」という発言です。浄瑠璃は大阪の言葉なのに・・・ 何でも東京から発信するのを受けるだけでなく、地方からどんどん発信していくべきという考えなので“Noism"には頑張ってほしいなと思っていますが、まだ公演を観たことがありません(ごめんなさい)。観てみたいという気持ちはあるんですが、映画や狂言でいっぱい。それでも他県でも公演があるのは嬉しいし、大きなイベントに参加すると誇らしく感じます。

一時は大阪市の補助金全額カットという話もでましたが、形を変えて“金は出す”みたいです。
形を変えてというのは、集客数に応じて金額が決まるということなんです。それも、足りない部分を支給すのではなく、集客数が多いと金額が増える。「儲かるなら投資する」ってことでしょうか?
これって、補助金ではなく報奨金では??
お金よりもデタラメを発信したことに怒ってるので、補助金だろうが報奨金だろうがどうでもいいけど、文化オンチ(?)と思われるのもイメージ悪いと思ったんでしょうかね?



文楽ファンを呆れさせたのが、市長様の「文楽は四季のライオンキングに学べ」発言。
“ストーリーは分かりやすいものだし、終わった後に感動がある。小難しい理屈抜きに楽しい”
"文楽もやりようによっては、こうなるんだな。もちろん古典は大切だし、それがあったからライオンキングの演出にもつながったんだろうが、それでもライオンキングは古典そのものではない”
“当然だが、このライオンキング、行政の補助金は一切入っていない。後援名義のみ”

一応、元はブロードウェイで当たった作品ということと、文楽の技術が使われていることはご存知みたいだけど、何でこの二つを同じ視点でみるのかわかんない。そうだよ、ライオンキングは古典芸能じゃないよ・・・だから??
補助金が報奨金になる人だからどうしようもないのか?




夏に拙文を投稿しましたが、ホントはもっと言いたいことがある(怒)
でも上手く文章にできない(泣)
なので、代わりをご紹介。
「何が問題になっているのか」を劇場に足を運ぶ方に知ってもらいたいなぁという思いでご紹介します。補助金支給に賛同してほしいわけではありません(厳しい意見の文楽ファンも多いです)
      ↓
高橋彩子氏「文楽問題がピンとこない方々へ
犬丸治氏「橋下徹と大阪「文楽」問題を憂う

[PR]
by k-mia-f | 2013-01-17 20:16 | 文楽

b0125384_23275632.jpg

なかなか面白かったです。
物語は大したことないんですが(元々期待してなかったしね^^;)、演出が面白かった♪

舞台は定式幕がはられていて、開演15分程前にお囃子が始まりました。
お囃子が終わると通常の観劇の注意点のアナウンスが入りましたが、それとは別に開演前に、黒衣姿の三谷さんが“三谷さんの表情をしたツメ人形”を持って舞台(定式幕の前)に登場して、再度注意と観客いじりで笑わせてくださいました。


上手から定式幕が開くところまでは、本公演と一緒ですが“とざいと~ざい”はありません。
舞台上の両端、人形出入口には小幕がありますが紋が違っていて、丸の中に“パルコ”と、丸の中に下向三角が三つ重なっていて“ミタニ”とあるもの。

三味線と太夫は舞台の上部、床が回転する代わりに横に移動して交代します。
人形遣いは全員黒衣姿で、主遣いは舞台下駄を履いていません。主遣いが顔を見せないのはいいとして(個人的にはどっちでもいい)、舞台下駄を履いていないのは何故だろう?足遣いが大変そうだけど、前列の座席の方への配慮でしょうか(船底じゃないから)?

本公演では足元を隠しますが、堂々と見せる演出がありました。
すみません、どの場か覚えていないのですが、手摺(人形の足の位置部分)にロープ(?)を張っただけの場があって人形を初めて見る方も多かったでしょうから、3人で遣う様子がわかりやすくて良かったと思います。

カタカタ言葉が意外と違和感がないのが驚きです。
それと、鑑賞前に読んだインタビューで「人形に性根を入れるのではなく、人形に演技をさせる」というのがあって、どういうことだろうと思っていたんですが観て納得しました。人形の動き(ずるっコケルのとか)や家の傾き方とか閑古鳥とかドリフのコントみたいで懐かしかったです。ミラーボールが使われたり、人形が泳ぐのを見たのは初めてな気がします。

茂山千五郎家の新作狂言みたいだなと思いました。
狂言だと一つの“家”の中にも色々“会”があるので、文楽にも色々“会”があってもいいような気がします
(“会”を別の言い方すると“ジャンル”とか“シリーズ”とかでしょうかね?ボキャ貧ですみません。)
「やり過ぎでは?」思うところもありましたが、本公演とは別にこういうのがあってもいいかなと思います。
本公演で『テンペスト』をやるよりは断然良いと思います。

「新作文楽」とか「三谷文楽」というより
「人形浄瑠パルコ座旗揚公演」の方が合うかな。
古典芸能という感じではないです。最後にカテコがありましたが、本公演なら驚くけど今回はコレが普通に感じます。カテコでは人形遣いの皆様も顔出しで、手にしてる人形と一緒にご挨拶。ぎこちない感じが初々しい^^

パンフはA6サイズで床本(台本)付き2000円也。ちょっといいお値段だけど^^;床本目当てで購入。
[PR]
by k-mia-f | 2012-08-18 23:27 | 文楽

補助金問題②

b0125384_17283676.jpg
最初に、
誤字が多くてすみません。
追記をいれるのに前の記事を読んだら誤字だらけ(汗)
一応読み直してるんだけど(恥)



「文楽は守るが、文楽協会は守らない。」
前回チラリと書きましたが、文楽公演は楽しみだけど改善が必要な点が多くあると思います。
それでも、市長さまの「文楽は守るが、文楽協会は守らない。」に反感を覚えるのは、信じてないから。能楽ファンを“変質者”扱いするような方に守る気があると思えない。
発言がコロコロ変わるのはも守る気がない証拠だと思う(最近は転がる速度が更に速くなった気がします。小石に異論な・・・じゃない色んなのがついて岩になってきてる。)
「自分が興味ない古典芸能(クラシック音楽含)は不要」ということだけは決まっていて、自分が悪者にならないように、途中でちょこっと軌道修正して「改革者」になろうとしている気がします。
だから、タレント府知事時代も含めた長い期間で、何一つ文楽(だけでなく古典芸能全体)を知ろうともせず、トンチンカンな発言をしてるんだと思う。
で、トンチンカンを指摘されても、恥ずかしいとは感じず、「敷居が高い」だの「特権意識」だの言って自分に都合がいいほうに持って行く。派手なパフォーマンスに魅せられた、余暇はTVとパチンコな方達(こう書くと古典芸能は“高尚”とか言われそうだけど)を味方につけて、庶民派市長さまになる。

**********

ところで、
市長さまの、長~~いツイッターの一部、
①の“一部”の続きの2月の投稿の一部(ややこしい?)


「・・・三谷さんの新作文楽。東京パルコ劇場でやるらしい。何で??僕が補助金見直しを宣言したことで三谷さんがひと肌脱いで下さったらしいが、大阪でなくやっぱり東京なんですかね~」

「国立文楽劇場も、文楽協会も、技芸員さんも、三谷さんの新作文楽を大阪でできるように奔走したらどうですかね。それぐらい汗をかかないと文楽は根付きませんよ。」



「補助金見直しを宣言したことで三谷さんが一肌脱いで下さった」 って、ホント??? 新聞にそれらしい記事(注1)がありましたが、なんかニュアンスが違う気がします。

パルコの新作文楽は、文楽ファンの三谷さんと、新しいことにチャレンジしたい中堅技芸員との出会い始まりで、4年前からの企画です。

タレント府知事時代も含めれば ”俺さま”が始まっていた気もしますが、たまたま補助金削減が話題になっている時期に公演が重なったので、パルコが宣伝に利用しただけのような気がします。
で、パルコが利用したものを市長さまが利用したような "一肌脱いでくれた”ではなく“一肌脱いだ形になた”だけなのでは? というのが記事を読んだ私の解釈です。実際はしらんけど(お詳しい方がいらしたら教えてください)。

市長さまは、うま~く都合がいいように解釈しますよね。文楽ファンが読むと"あれれ??”と思うことでも、文楽に興味ない人は”へぇ~~”って思います。逆に私が“へぇ~~”って思ってることにも隠されたてることがありそうだな。

内容がわからないのに絶賛の市長さまでしたが、厳しい劇評がでたらどうするんでしょう?
もしも古典芸能を中心に観劇している方だったら「考え方が古い」と言いそう。
「文楽協会が三谷さんの新しい演出に反対したからだ」とか
「文楽が現代に合わない=補助金不要の証明だ」とか
うま~~く、起点に戻しそう。
好評だったら、「言いだしっぺは俺さまだ~」ってなるんでしょうかね。
「文楽協会に補助金だしても無駄になるけど、俺さまの支持する芸術だったら無駄金にならないぞ!」みたいなことかな?

**********

市長さまの発言には呆れてしましましたが、反論する一部の文楽ファンにも呆れてます。
市長さまは癪に触る言い方をするので(怒)、文楽に関する全ての発言にに反論したい気持ちはわかりますが、観る前から三谷文楽を見下すような発言はどうかなと思います。

「大阪でできるように奔走」の意味がわからないけど、大阪の「曽根崎心中」の公演後に続けて大阪で公演があれば面白いのに思ったし、パルコ企画で地方公演がある作品(初演)はいろいろあるし、国立文楽劇場でなくても大阪で公演があればよかったのに思う。三谷文楽で「根付く」とは思っていないけど本公演にも興味を抱く人は少なからずいると思うし。人間のお芝居しか知らない人や、マリオネットしか知らない人には3人で遣う人形の動きは新鮮な驚き。私がそうだったから、そう思いたいだけかもしれないけど。


①で三谷作品に期待していないと書きました。
昨年に続いて今年も連続して三谷演出を連続上演があると、その中に新作文楽があると知ったときは、文楽を壊されたくないという気持ちがあったので期待より不安が大きかったです。だけど、三谷さんが文楽ファンであることや、インタビュー記事を読んで「何様俺様演出」(注2)でなく、技芸員さんと一緒に良い作品を作ろうとしているんだと思って、やっぱりチケット確保すれば良かったなと後悔しました。お盆休みと研修の日程が決まらないと確保できても無駄になるかもと思って、チケ取は不参戦だったんです。


ところが!
チケットが手に入りました~~
9月~12月まで遠征が入って超貧乏だけど、バーゲンの予算もないけど、即決しちゃいました^^
(結局、これが書きたかっただけかも)



~~ ??な方へ ~~

(注1) 2月8日 asahi.com 記事
『・・・本拠地・大阪の橋下徹市長が文楽協会への補助金見直しに動き、大夫(たゆう)や三味線、人形遣いらが「文楽300年の危機」と不安を募らせる中、一肌脱ぐ格好に。「僕が何とかしましょう」と胸をたたく。』

(注2)7月「曽根崎心中」鑑賞後の感想。
   曰く「台本が古い」(この件について市長さまツイッターで反論あり。この件は別項にて)
   曰く「演出不測(ラストにグッとくるものがない)」
   曰く「人形劇に人形遣いの顔が見えるのは変」
   曰く「演出を現代風にアレンジすべき」   など。
                      
[PR]
by k-mia-f | 2012-08-14 19:25 | 文楽

補助金問題①

文楽ファンが注目の公演が初日をむかえます。
大阪市長さま御贔屓の、三谷幸喜大先生の新作文楽『其礼成心中』です。

私も好き嫌いの激しいほうですが、市長さもには負けます。
最初から相手にされてないけど。
なんせ私は「変質者」ですからね(注1)

タレント府知事時代に文楽ファンを敵に回した市長さま。
歌舞伎より文楽を好む私は、市長さまにしてみれば「スーパー変質者」でしょうね。(注2)
ワイヤーで吊り上げられてシャンデリアのように落とされそう。


大阪市だけの問題でなくなった「文楽補金削減問題」
勿論、初心者で地方在住の私も気になっているし、ブログ等を読んで腹が立つことも多いです・・・双方に。

補助金カットの話を聞いたとき、またかと、絶対反対!と思ってました。
現在は補助金に関しては「どっちもどっちだな」と思っています。
実は、132名(注3)のご意見に納得できないといいますか、理解できない発言もあり、むしろ文楽協会に喝をいれるご意見に成る程と思うことが多かったのです。
それでも、市長さまの仰ることには賛同できないといいますか、信用できないことには変わりありません。

**********

文楽ファンにはお馴染みの市長さまが2月に発信したツイートの一部

「三谷幸喜さんが新作文楽をやって下さるらしい。「其礼成心中」この演目を聞いただけで、観に行きたい。文化ってこういうことなんだと思う。これが伝統文化なんだから、これを理解しろ!という表現者の態度では絶対に文化なんて根付かない。お相撲だって、小学生のときはあの間合いが分からなかった。それが段々と間合いが楽しめてくる。文楽だってそうでしょう。最初はとっつきやすく。そして表現者の方が、段々とお客さんの観劇能力を上げて行く。お客さん中心に考えるかどうか。三谷さんの新作は、お客さんの視点。僕でも観に行きたくなるんですから」

正直、何と言ったらいいのか・・・・
以前の記事にも書いていますが、私は三谷さんの“やっつけ仕事”が気になっています。
三谷さんは面白いアイデアが次から次へとわいてきて、早く頭の中からださにと破裂してしまうのかもしれません。1年に何作も書き、演出し、撮影し、忙しすぎて時間切れで次の作品に移ってるように感じています。

「この演目をきいただけで観にいきたい!」 って三谷作品なら何でもいいんでしょう?
「曽根崎心中」のパロディというかサイドストーリーのようですが、この種のものは他にいくらでもあります。

「これを理解しろ!という表現者の態度」って 地方在住の私は諸事情で毎公演見観にいってるわけでないけど(つまり鑑賞本数は少ないけど)、一度もそんなこと感じたことないし、新潟での文楽講座では一流の技芸員の皆様に教えていただきました。


「三谷さんの新作はお客視点」って 最近の作品は“内訳受け”な気がしますけど。これは私が「変質者」だからかな?

三谷さんが2月に書き上げていたことに驚きました~~ 
これって、舞台稽古はまだでも「書き上げた本」を読まねば書けないですよね?

観る前から作品を絶賛の市長さまも、
観る前から作品を批判する文楽ファンにもうんざり・・・。


私は観たいけど日程が会わなくて観にいけない。
(8/14追記:チケットが手に入りました~~)
昨年観た作品を基準にすると、内容は期待できないけど気になります。
一部文楽ファンのように「新作・部外者反対」ではありません。


だんだん何を書きたいのかわからなくなってきた・・・・

そうそう、一部の文楽を知らない市長さま擁護派が「市長さまのおかげで子供用文楽公演がはじまった」ようなことを仰ってるようですが
それは嘘です。補助金がどーのと言う前から続いている公演です。
(私も「西遊記」みたい)

そういえば、
何故か“二度目”の文楽鑑賞(注4)となった7月大坂公演「曽根崎心中」での感想で
「演出が古い!」には参りました^^;
感想は人それぞれですからケチつけるつもりはないのですが・・・この時期にこの発言。
やっぱり「自分が理解できないものは認めない」ってことですよね?



~なんのことか??の方へ~

(注1)タレント弁護士時代の平成14年、TBS「サンデージャポン」での発言
   曰く「このご時世、能・狂言のファンっていうと恥ずかしいじゃないですか。変質者っていうか・・」

(注2と4)タレント府知事時代の平成21年、「大阪府文化振興会議」にての発言
   曰く「観にいったけが、今のままでは二度目はない」
   曰く「歌舞伎(市川海老蔵)はもう一度観たい」 など。

(注3)季刊「上方芸能」184号の特集記事
[PR]
by k-mia-f | 2012-08-10 22:28 | 文楽

四十五周年

そーいえば、今年は国立劇場開場45周年
b0125384_2059466.jpg

   9月に劇場にて記念撮影(歌舞伎の飾りつけもありますが未撮影)。
b0125384_2059450.jpg

   提灯も45周年
b0125384_2059496.jpg

   文楽のパンフは一部と二部一緒で、床本付で600円
   これはお得♪

**********

明日は文楽地方公演。
仕事が休める状態じゃないので二部のみ鑑賞予定(間に合うといいんだが・・・)
半分だけなのでパンフは買わず、先日の文楽講座でいただいた資料の床本を加工して(そのままだと会場で邪魔なので)持参します。


昨年の新潟公演は大人の事情でありませんでしたが、今年は文楽講座のアンケートの“復活希望”の成果か公演が決まりました。
T氏のお話によりますと、技芸員の皆様も復活公演を喜んでくださってるようで、開演前にホワイエで人形がお出迎えしてくださるようです。人形の撮影可ということなので、なんとか開場の18:00に入りたいけど難しいかなぁ・・・。

そーいえば、講座でT氏の私物の大夫の「尻ひき」に座らせていただきました♪
オトシとか、バチとか手にしてみました。バチでかっ!


ギリギリかもしれないけど、仕事を休まずに鑑賞できるのは助かります。
機会があるたびアンケートに書いているのですが、能楽公演の二部もこのくらいの時間にお願いしたいです。


22日の能楽公演は、15日に万作の会公演で有給休暇をとるので欠席です。
半日有給でもいけるけど、中間決算とか研修とかで色々あって、2週続けて有給休暇の申請しにくい。残業原則禁止だし、だけど中間決算とか研修とかで残業時間が多くなってるし。
せめて18:00開演だったら、解説や仕舞に間に合わなくても狂言と能は観れると思うんだよね・・・。
[PR]
by k-mia-f | 2011-10-02 20:59 | 文楽

b0125384_20423945.jpg

【第二部】

『ひらかな盛衰記』
  大津宿屋の段
  笹引きの段
  松右衛門内より逆櫓の段

『紅葉狩』



5列目中央という、今までで一番良い席を確保できました。このくらいなら何とか字幕も見えるし(私は床本派なのでチラ見です)、床も近い、舞台を見上げる位置だけど人形の足元が隠れて見えないということもなさそう。機嫌よく開演をまっていると何やらガサゴソという音が聞こえます。
これは、もしかして、ある意味ゴキより怖い(見なかった振りで乗り切れる)、スーパーの袋では・・・(泣)
後ろ席は浄瑠璃と三味線がはじまっても喋ってるし(怒)
真後ろなので注意したら睨まれた。その後、同じ列で声をかけらる位置でない席から喋り声が・・・
こういうの、困るんだよね。「何で私だけいわれるの!」と言われそうで。
鑑賞マナーについては別の機会に書くとして一旦終了(長くなるからね)。

**********

『ひらかな盛衰記』も子供が入れ違いになって一般の子供が殺されます。
若君の亡骸を抱くと、着物が違います(笈摺があります)。宿の隣の部屋の子と若君が入れ替わったことに気付き、つまり若君は無事あることを喜ぶのですが、正直ひどい話だと思います。
だけど、舞台は美しいので許します。
山吹御前の亡骸を腰元のお筆が笹の枝に乗せて引いていくのですが、これは歌舞伎にはないようです。
笹を折り、亡骸を笹の葉の部分に乗せ腰紐(かな?)で縛り、枝の部分を肩にのせて引く一連の流れが綺麗でした。この辺りは床本も字幕も見ず、浄瑠璃と三味線はオペラを観る(聴く)時と同じような感じ。言葉がわからなくても(昔の大阪弁だから難しいんだ)人形と音楽で十分伝わります。
そうそう、劇場のロビーには“笹引き”の場面の絵が飾られています。もしお気づきでない方がいらしたら、次の観劇の機会に是非ご覧ください。

ところで、歌舞伎ではどのような演出なんでしょうかね?
歌舞伎は『女殺油地獄』しか観たことがないのですが、人形の方が好きですね。
理由は単純に美しいと思うから。
それと、歌舞伎の台詞は聞き取れないとストレスですが、浄瑠璃は途中ついていけなくなっても音楽として楽しめるんです(これがオペラと似てる)。でも、歌舞伎と文楽両方に詳しい方の感想を読むと羨ましく思います。私は狂言も文楽も興味を持ったのが遅かったので、劇場で若いお嬢さんを見ると、私もこのくらいの年齢で興味を持っていたらなぁと、時間があるときに興味をもっていたらなぁと思うのです。ま、今頃言っても仕方ないことですけどね。

「逆櫓の段」の樋口次郎兼光(松右衛門)、かっこ良かったです~~。
人形が大きいのでそれだけでも迫力があるのですが、なんて言ったらいいんだろう・・・
とにかく、全てが“でかい”(すみません、ボキャ貧で。自分でも情けなくなってきた(泣))
後半は床本をほとんど見なかった。聞き取れていない部分も多かったけど、そんなのどうでもいい気がしてきて(大夫さんには申し訳ないけど)、目と耳を余計なことに使いたくなかったんです(床本をつくった皆さんに申し訳ないけど)

**********

『紅葉狩』は地方公演で鑑賞したことがあって2回目です。前回は1列目で近すぎて観辛い部分もありましたが今回は良い席で満足。
私は首の“お福”ファンなので、腰元で登場した“お福”を近くで観ることができて嬉しい♪
そうそう、気になったのが更科姫が3人出遣いだったこと。
前回は煙の出しすぎで人形遣いの皆様が咳込むハプニングがあったことは覚えているのですが、
どうだったかなぁ・・・。
[PR]
by k-mia-f | 2011-09-19 20:41 | 文楽

b0125384_17131515.jpg


【第一部】
・寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)
・伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
  ~御殿の段~
・近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)
  ~堀川猿廻しの段~



初心者から初心者への豆知識(?)
最初の演目「ことぶき・しきさんばそう」と読みます。念のため。

久々の文楽です♪
『寿式三番叟』は2回目。
前回の人形は勘十郎さんと玉女さんだった気がします。暫くさぼり気味だったの
今回は若手の幸助さんと一輔さんが三番叟、翁は見の蓑助さん、千歳は勘十郎さん。
前回(2009.05)は舞台後方に“ずら~っ”と太夫と三味線が並んでいましたが、今回は床に“ずら~っ”でっした。いつもの掛け合いスタイルです。
国立劇場45周年記念とういうこともありますが「国土安穏」「天下泰平」「がんばれ日本」の願いがこめられた特別版です。
能楽の『翁』は神事ですから演者は”特別な準備“が必要ですし、観客も途中で見所は入ることはできません。ところが、文楽は結構ゆるい。今回も途中入場が多かったですね(節電で開演時間が早まったので勘違いした方が多かったのかも)。
でも、今回に限り大目にみてもいいかなって気がします。
「頑張らなきゃだけど、頑張りすぎも良くないよ!」と言ってる気がしました。
(今回に限りね。途中入場多すぎな気がします^^;)
三番叟1号、2号とも前回のベテランコンビより、控えめなサボり方だった気がします。
連れ戻し方や優しかったような気がしますし、連れ戻されてから舞も、ヤケクソ感が少なかった気がします。あ~、もう少し前で観たかったなぁ・・・ オペラグラスも忘れちゃって、翁の面が見えなかった(泣)。

**********

『伽羅先代萩』は初めての演目です。正岡(乳母)の“飯炊き(ままたき)”が見せ場と解説本に書いてありましたが、舞台が遠くて見えにくかったのが残念です。
若君を毒殺から守るため、正岡の息子・千松が犠牲になるのですが、敵がいる間は我慢していましたが、一人になって息子の亡骸を抱きかかえる姿は何ともいえず、「あ~ 狂言がみたい!」って強く思います(注:文楽をもう観たくないとうことではない)。

**********

『近頃河原の達引』は2回目。猿回し大好き~~(嬉)でも、オペラグラス忘れて小猿が遠いよ~~(泣)
小劇場でもオペラグラスの貸出してほしいなぁ。文楽の場合、人形がお目当ての方は10列より前でも結構オペラグラス持参の方は多いです。
個人的には見せ場が多く、浄瑠璃が聞き取れなくても人形の内容が理解しやすいし、三味線のお稽古の場とか、小猿のパペットは可愛いし、与次郎の一人芝居は見入っちゃいます。初心者にもお勧めしやすい演目ですね(なんて、公演終わってから紹介してもねぇ^^;)

今回の与次郎は勘十郎さん♪
3月に開催された“りゅーとぴあ”文楽講座で、勘十郎さんの舞台下駄はいて、装束付の立役の主遣いをしたのがちょっと自慢です(出来は“ぼろぼろ”だったけど)。
[PR]
by k-mia-f | 2011-09-19 16:46 | 文楽

節電注意

b0125384_15255378.jpg

文楽一部公演の終演後、つづけて二部を観る人はロビーにのこっていても良かったのですが、今回は節電で完全入れ替え制となってます。

知らずにいつも通りお弁当をいただいると劇場スタッフの方から注意をされました。
外から見えない2階の休憩所でなら構わないと言われましたので、移動して食事を続けました。
(注:スタッフの方は食事を終えてからの移動で構わないと仰ってくださいましたが、半分以上残っていたので途中で移動しました。)

今日のお弁当は、東京駅で購入した『つばめグリル』さん。コンパクトな容器で新幹線内でも食べやすい感じ。
ごちそうさまでした。
これから少し仮眠をとります。
おやすみなさい。
[PR]
by k-mia-f | 2011-09-07 15:25 | 文楽

特報

今日は文楽入門講座「基礎知識編」を受講。
全3回の講座で、最終回は技芸員を講師にお迎えするとのこと(ここまでは決まっていた)。
今日は講師の発表がありました。

b0125384_2146055.jpg

なんと、勘十郎さんです!!
勘十郎さん直筆のお知らせFAXです!達筆です!!
(私の悪筆アンケート読んでいただけるのだろうか?)


ホワイエには実際に技芸員の皆さんが使用している黒衣が展示してあり、着用OKでしたので実際に袖を通してみました♪


b0125384_2146060.jpg
伊勢丹のショコラモードで時間を使いすぎて、会場入りがギリギリで講座終了後はお腹ペコペコ。
というわけで、展望ラウンジで「マグロ漬丼」をいただきました。
ささっと簡単に食べられるし、お味噌汁付で¥500とお手頃なので、いつもは公演前に時間とお腹が空いてときにいただいてます。




ここはセルフサービスなので、お料理が出来上がると引取りにいくのですが、注文時に手渡される”草花写真カード”が整理券の代わりです。
今日の私のカードは”セリ”だったので
「”セリ”でお待ちのお客さま~~」って感じです。
番号で呼ばれるより気分がよいです。
[PR]
by k-mia-f | 2011-02-06 21:46 | 文楽

確保

2月の文楽公演は諸事情で止めようと思ったのですが、やっぱり行くことにしました。

3部の終演予定が20:30。
これだと新幹線の最終になりますが『曾根崎心中』は気になります。
(諸事情①は新幹線移動になるから。新幹線は高速バスの倍なので。)
丸一日文楽は疲れるので、これだけにしようと思ったのですが、やっぱり全部買ってしまった。
1部に登場する”蛸”が気になるし、2部は溝口の『近松物語』の元ときいたので、せっかく行くのだからと思いまして。ホントは日を変えて鑑賞したいんですけどね・・・
3月に地方公演があるのですが、日程と場所が合わないので観にいけません。
次は5月だし、奮発しました^^

2月は3部制で、3部の開演が18:30。
代表作だし、勘十郎さんだし、お勤め帰りでもOKということもあり、平日でもチケットの売行きがよいのかな?
いつもはネット予約なんですが、今回は電話予約にしましたが。
なかなか繋がらないとはきいていたけど、どーせ午前中は締めでそれどころじゃにし、お昼食べながら電話し続け、12:40につながりました(10:00発売開始)
ネットだと時間はかからないけど、座席指定ができないし(購入前に座席確認はできけど選べない)、電話とネットでは確保している座席は違うということなのでどっちが良いか試してみました。

文楽は座席に悩みます。
どの舞台でも考えるけど、文楽ほど悩みません。
人形を見るには前のほうがいいけれど、1列目だと人形の足元が見えないのでは?とか
文楽はセットも綺麗なので中央で観たいと思うけど、人形の大きさを考ええると10列目までで見たいと思う。
最初に提示されたのは中央だけど15列目で、10列目より前だどかなり下手寄り。
舞台の角度を考えると、太夫が見える位置と考えると、下手なら後ろがいいのかなとか。
すっごい悩んで決めたのに(劇場スタッフは呆れてたかも)、今になって、やっぱ前の方がよかったかなとか。
駄目だなぁ・・・


2月公演演目
1部 花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)
   嬢景清八嶋日記(むすめかげきよやしまにっき)
2部 大経師昔暦(だいきょうじむかしごよみ)
3部 曾根崎心中(そねざきしんじゅう)
[PR]
by k-mia-f | 2010-01-05 21:57 | 文楽