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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

善竹狂言会@国立能楽堂

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故 善竹彌五郎没後五十年追悼記念公演

狂言「二千石」善竹隆司
舞囃子「頼政」 金春安明
狂言「通園」大藏彌太郎
狂言「釣狐」善竹富太郎
狂言「武悪」善竹十郎




演目が魅力的で初めて善竹狂言会へ。
狂言会というと2~3曲 2時間というのが普通で、
演目見て最初に思ったのが「これって3時間で終わるか?」

づがれた~~
今回席運が悪くて前に大柄な上に前後左右によく動く方で、身体に悪い座り方でなんとか観る事ができたのでくたくたです。
2回休憩挟んで3時間40分でした。

「通園」のネタ元「頼政」を合わせ、
パンフにパロった箇所がわかるよう両方の詩章をつけ、
見所には通園家の御当主が!

今回は追悼公演だから特別なのかしら? と思ったけど
昨年も記念公演で同じボリュームの演目。
てことは毎年こんな感じ?
by k-mia-f | 2015-07-20 21:40 | 能楽

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原作:今日マチ子「cocoon」(秋田書店)
作・演出:藤田貴大(マームとジプシー)
音楽:原田郁子


初演と原作は未見。
藤田さんの演出は『モモとパノラマ』に次いで2回目。
「ひめゆり学徒隊をモチーフ※にした物語。
舞台は凹型、後方にスクリーン、衣装は白シャツとベージュの“ふわっ”としたスカートで、初演の舞台写真を見るとこのあたりは変わっていないと思いました。

普段観る舞台に比べると役者さんの力量がイマイチかなと思いましたが※、台詞が現代女子高生っぽいことや床運動みたいな動作と合わせると、全体としてはうまくまとまっているように感じました。特別に印象的なところ(場面・役者)はなく最後まで観て「うまくまとまるもんだなぁ・・」というのが感想。

※藤田さんがインタビューで「戦争をモチーフ」と仰ってますが、ひめゆり」「沖縄」と特定はしていなかったです。アフタートークでもそんなこと仰ってたような(既にうろ覚え^^;)

※台詞が聞き取りにくい。スピーカーが近くて音楽と重なって聞き取りにくかったというのもありますが、声が小さいことが一番の理由じゃないかと思います。大きい声というと叫んでるだけというふうに感じました。

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藤田さんの演出の特徴である、短い場面・台詞を何度も繰り返す「リフレイン」で、黒子さんのような男性2名の椅子を動かす所作が古典芸能の型のようで、そういう目で観ると舞台の形が能舞台を真似ているようにも感じます。タイプは異なりますが、木下歌舞伎『黒塚』や女体シェイクスピアシリーズで感じた「やり過ぎだけど勢いがあって面白い」に似た感想で、若い演出家さんが古典で新しいことしようとするとこうなるのかな?

私の中で狂言と挙げた3劇団(劇団というより集団か?)の共通点はテレビでは絶対つまらないとと思うこと。
何でも生の方が良いのは当たり前なんですが、他はそれなりに楽しめそうな気がします。
「このお芝居って面白い。次は生で観てみたい」と「テレビは途中で飽きちゃったけど、生で観たら面白い」の違いなんですが・・伝わるでしょうかね。

他の若い演出家さんというと、昨年から今年でイキウメの前川さん、小川絵梨子さん、森新太郎さんの舞台を観ていますが普通のお芝居(?)と同様の感覚で観ています。何年か前の前川さんの「奇ッ怪」は夢幻能の形だったし、森さんは古典作品だったのに何が違うのでしょうか???

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私にとって台詞が聞き取れないというのは凄いストレスですが、こちらの劇団(?)は気になりません。
「ひめゆり学徒隊」と結びつけて観ていたので、台詞や時系列が分からなくなっても、何を表現しているか理解できたということもありますが、何度も続く「リフレイン」が、徐々に身体に染み込んでいくよな感覚で、お芝居よりもNoismのダンス公演を観ている時に近いような気がします。

それと、あちこちから聞こえる啜り泣きが舞台の効果音のように感じました。他の舞台の啜り泣きは「客席から聞こえる音」なんですが、今回はまるで舞台の演出の一部の様に感じました(私は一粒もこぼれなかった・・・)

現代の女子高生っぽい話し方だからと思いますが、過去の沖縄戦を思いながら観ていたのが徐々に未来の物語を演じているような気がしてきました。
近頃の法案をめぐる動きも影響しているかもしれません。
話がそれますが、昔から何となく政治家は信用できない・何も変わらないとか思いながら、左右関係なく戦時を生き抜いた同志の越えてはいけない一線のようなものがあった気がします。今はそうゆうのが無くなったような気がして不安に感じます。

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昨日ちょと愚痴ったことですが(削除済み)
今回は整理番号なしの自由席だったんです。
劇場に続く通路の窓際がベンチになっているので、会場まで1時間あるけど腹ごしらえしながら待つことにしたんです。
他にもおしゃべりしてたり、読書をしている方が大勢座っていて『cocoon』の為に用意された場所ではありませが、殆ど開場待ちの方だとわかります。
で、私の隣に座った方が会場待ちの列かどうか質問されて「そうだと思います」とお答えになり、私はちょっとびっくり。
ベンチに座れるのなんて限られた人数だし、着いた順に腰掛けているわけじゃないし(着いた順に座っていたとしてもそんなルールがあるわけでないし)、後から来た人が入り口前に立ったらその方の方が優先入場順位は上です。
「舞台をご覧になる方達だと思いますが・・・」と教えてあげたのが余計な事でした。
そしたら、
「自由席だから並ぶ」と仰って、開場まで45分もあるのに、誰も並んでいないのに、腰掛ける場所もあるのに、先頭に立ってしまって、1人立ったらベンチに腰掛けていいた皆さんも後ろに続いてしまって、私だけがポツンと残ってしまいました。
入り口前が混雑してきて劇場スタッフから指示がでてから並ぼうと思ったのに・・・・
私に質問されたわけでもないんだから違っても黙っていればよかった・・・・
これが昨日の「口は災いの元」です。
どのように客席が用意されているか分からなかったけど、今迄の特設の様子をから正面は100~150かなと想像し、スクリーンがあるから正面に座りたいなと思って私も並ぶことにしました。
で、入場したら「早くから並ばなくても大丈夫」なセッティングでした^^;
by k-mia-f | 2015-07-20 20:48 | 演劇