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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

2013年 04月 04日 ( 1 )

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~第2夜~
舞囃子『安宅』小倉敏克
『文荷』 野村万作
『船弁慶』宝生和英
  (アイ/野村萬斎)


初めての薪能
憧れの靖国神社の夜桜能
 
ライトが消されて真暗になり、厳かに「火入れ式」が始まりました。
(写真は休憩時)
私の席からは御神火の登場は見えず、松明に移してからやっと見えてきました。見えなくても何か緊張。


          
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夕方には雨が上がるという予報でしたが、前日から当日昼間の雨で靖国開催は諦めていました(それで冷たい“まざまぜショコラ”にしたのだ)

まさかの靖国開催でびっくり(お手洗いが心配^^;)。

薪能用に持参したダウンコート、帰りのバスが出る池袋駅のロッカーに入れてこうと思ったけど、不要になると思いつつ、それでの有楽町駅のロッカーにいれました。
持参してよかった~~ おかげで寒さで震えることなく観能、休憩時はお手洗いに並ばずに“撮影会”に参加できました。


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脇正面の橋掛り寄りの席で観能。
正面と脇正面で迷いましたが、段差が無いので少しでも前の席にしようと脇正面を選びました。どちらかというと正面より脇正面が好みですが、橋掛かり寄りで前列に男性が座ったら萬斎さんの船頭も舞いも見えないだろうなと悩みました。橋掛かりのやりとりは観えるだろうから、『船弁慶』は橋掛かりの見せ場もあるし我慢しようと、薪能の雰囲気が味わえればそれでいい思って脇正面席を選択。


ところが、真近と思っていた橋掛かりから意外と離れていたことと、本舞台からの距離が近かったことと、シテ柱前に篝火が無かったこと、演能時は本舞台と橋掛かの照明が明るかったこと・・・多くの想定外で、萬歳さんの“船漕ぎ”をオペラグラス無しでしっかり鑑賞でき、「本舞台では頭しか見えないかなぁ」と思っていいたシテの舞もかなりしっかり鑑賞できました♪
『文荷』も座っての演技や本舞台正面中央での場面は声だけになってしまったけど、太郎冠者のぼやき(これは脇正面が楽しい)はしっかり楽しめました♪


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今年は開花が早かったし雨ですっかり散ってしまっただろうと思っていた桜も、思ったよりは残っていました。
本舞台の照明と夜空のおかげで、強風で散った花びらの舞がはっきりと見えてうっとり。

『文荷』は主人の二つに破れた恋文が“桜散る”にぴったり(笑)
『船弁慶』では前シテの静の舞やシオリ(義経との別れの“泣き”)での哀しみと散った桜が合い、冷たい夜風が後シテの知盛の霊の黒頭をなびかせる。時々強い風が吹くのも荒れた海上にいる気分になれていい雰囲気。自然の演出が素敵でした。


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本舞台に残った花びらが分かるかしら?


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公演後にお参りして帰路へ。
今年が最初で最後と思って奮発したけど、来年も観にいけたらいいなぁ・・・。
(やっぱ桜が綺麗なときがいいなぁ・・・)
by k-mia-f | 2013-04-04 06:49 | 能楽