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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

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ホール公演の狂言は初めてです。
”狂言ファン”の前に私は”能楽堂ファン”なのですが、今回は交通費が安いので2日行ってきました。列は両日とも同じくらい(5~6列目)でしたが、1日目は舞台右寄り、2日目は左寄りでした。テーマが「落語」ということで、舞台はTVの「笑点」のようでした。

萬斎さんの枕(解説)、続けて独・素狂言『柑子』から始まり。独・素狂言というのは要は落語です。登場人物は太郎冠者と主人、この二人の役を一人語りで演じます。装束無し、座布団つき。枕から続けてそのまま独・素狂言へ移るのが能楽堂の公演と違って面白いと感じました。

【追記】 チラシの装束は狂言『骨皮』、素狂言『柑子』は紋付袴姿でした。>『柑子』は素狂言専用の曲ではありません。今回はこういう演出だっただけ。

落語って、座布団の上なら何でもできるのですね。座布団の上で1つのお題の中で女になったり男になったり、一人で何役もこなし、扇子は魔法の杖みたいに何にでもなっちゃうし。バラエティー番組についていけない私には居心地のよい場所でした。ホントは寄席にもいってみたい・・・

次は『鏡男』  越後の男が京土産として妻に鏡を買って帰ると、鏡を知らない妻は鏡に写った自分の顔をみて、夫が女を連れ帰ったと怒り出すという物語。
舞台上の男の動きは能楽堂もホールも一緒だけど、背景が青空から夕焼け空に変わり、京の都から離れていることを表します(一日で帰れる距離ではないが・・・)。
それと、妻が鏡を見ると舞台に大きく映し出されます。ホール公演だからできる演出ですね。ホールでやるのに能楽堂と同じことしてても芸がない、これは面白いと思いました。

最後『骨皮』  寺を譲られた新発地(しんぼち:新人坊主)、住持(住職)にいわれた通りに対応しているのに、何故か毎回怒られる。教えてないのに勝手にやられるのも困るけど、教えたことしかしないのも困るかな。どう考えても変だろうということする人いる。これを行う理由を考えないんだ。
この住持は女好きの破戒僧で、それを新発地が知ってまして、その事を回想シーンのように表しまして(障子に映し出されたラブシーンの影)、最後に大きな はーと。これが大うけだったんですが・・・・私はやり過ぎに感じました。

やっぱり能楽堂で観るほうが好き。
でも、年に1回ならホールもいいかな。甘党でも辛いの食べたくなることあります^^
同じ内容を左右で鑑賞して、やっぱり脇正面が面白いと思いました。
ホントは独・素狂言、当日まで何をやるかわからなったので、もしかすると2つ楽しめるかなと期待したけど、考えが甘かったです^^;
by k-mia-f | 2008-04-03 23:13 | 能楽