2008年 10月 04日
国立能楽堂開場25周年記念公演【狂言9/26】
福の神 茂山千作
参詣人 茂山千五郎 茂山七五三
千作さん、登場しただけで笑いがおこる^^
「笑う門には福来る」 茂山家にぴったりだ。千作さんは福の神そのもの。
狂言の神様ってかわいいですよね。お神酒をおねだりするところなんか。
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『武悪』
部悪 三宅右近
主人 井上菊次郎
太郎冠者 野村万蔵
なんか太郎冠者の気持ちわかるなぁ・・・・
人の命をうばうようなことはないけど、納得いかない仕事をしなきゃいけないことあるもの。
前半と後半でがらっと雰囲気が変わるところがおもしろい。
前半はいばっていた主人が後半で臆病者とわかるとことか。
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『唐相撲』
帝王 茂山忠三郎
日本人 山本東次郎
通辞 茂山千之丞
下官 大蔵流狂言師大勢
これって橋掛かり側の席がおいしいかも。
橋掛かりにずらずら~って並ぶ唐人たち可笑しい~~^^
なんか、ドリフみたいだ^^
「全員集合」のマット運動でよくみた互いの足をもって回るのとか。
きっとこれが「俵返し」なんだな。うんうん。
日本人が強すぎて、指名されても嫌がる唐人。橋掛かりから飛び降りて逃げ出す人も。
唐人”ばぶ” は揚幕の中まで逃げていったけど、両手両足を棒にしばられ、丸焼きにされる豚みたいに運ばれてきた。
側転で退場したり、柱をのぼったり(のぼり棒みたいだ)、柱につかまって周ったり、みんな大変だぁ。
なんなんだ、あのヘンチクリンの帽子は^^? 装束も楽しい^^♪
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入り口の飾りつけは初日と同じだけど、能舞台のしめ縄ははずされてました。
人数が多いので開演前から揚幕の奥(鏡の間の方)がなんかザワザワ。
終演後、奥から「ありがとうございまいた!」の声がはっきりときこえました^^
来年は和泉流の『唐人相撲』を鑑賞予定。ホールだけどね。
チラシでは21:00終演予定となっていたけど、会場についたら20:45となってました。
大宮から新幹線にのるか、高速バスにするか、夜行列車にのるか悩んでいたけど(夜行バスの空席がラスト1になったので予約してしまった)、東京駅からの最終新幹線に余裕でまにあう時間に終了しました^^;
夜行列車の「ムーンライトえちご」、あまりいいイメージをもっていなかったのですが、女性専用車両があること、良い座席を使用していることがわかりました。
また今回みたいに池袋発の夜行バスがとれなかったら利用してみようかな?
う~~ん やっぱあのバスで7000円もだしたくないな^^;
by k-mia-f
| 2008-10-04 23:01
| 能楽