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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

りゅーとぴあ狂言公演 野村万作家

6/5、6/6 野村万作家の公演を鑑賞(のろのろ^^;)
初めての『三番叟』です。
目付柱が目の前という条件のよい席ではないけれど、地方では観る機会が少ないので感激です。”目付柱が邪魔”といいうのは能楽堂ならでは。そう考えれば不便も楽しい(かな?)
感想は「綺麗」の一言。装束が草色だったこと、萬斎さんが細身であることも関係しているかもしれませんが、田植えが終わったばかりのところに「大きくなれ~大きくなれ~」と走りまわっているみたいと感じました。想像していたより軽やかだったんです。う~~うまく言えない。

『小傘』 5日のシテが万作さん、6日のシテが萬斎さん。どちらが良かったかといわれると困るのですが、楽しい曲でした^^ 
賭博で文無しになった二人が僧と新発意(しんぼち:修行僧)にばけて、法事でお経をあげている。お経なんて知らないから、賭博場で歌っていた歌をお経風にしてごます。そんな嘘お経をありがたがっている村人や、寄進された刀などを盗もうと隙をうかがってる偽坊主の様子が可笑しい。

『鍋八撥』 シテは万作さん。大雑把にいいますと、羯鼓(かっこ)売りと鍋売りの一番争い。羯鼓売りの方がホントは早かったんだけど、鍋売りが眠ってるのをみてズルして前へ。
二人とも「自分が一番」と争うことに。鍋売りが羯鼓売りの真似をして鍋を腹にまき(まるで狸の腹鼓)見よう見まねで舞う姿、いい具合に遅れて合っているのが輪唱みたいだと思いました。
羯鼓売りがかっこよく、橋掛かりを側転で退場します。これは真似できない鍋売り。でも、あきらめないんですね。なんとか近いことをするのですが・・・大事な売り物の鍋を割ってしまいます。
ここで、思わず「あ~~っ」と声が出そうになる。さっきまで可笑しかったのに、一気に可愛そうな雰囲気に・・・ ところが、この鍋売りは前向きな性格なんです。後ろを振り返ってばかりの私は心の中で拍手。見習いたいものだ。
気になるのが一番争いの結果、どうなったんだろう?

6/6は脇正面の中寄りの席。『小傘』『鍋八撥』とも脇で大当たりでした。
やっぱ能楽堂は脇が楽しい^^ 
by k-mia-f | 2008-06-20 21:29 | 能楽