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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

雪見能(能楽講座特別公演)

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桜の季節に書くのも何ですが(のろのろ^^;) 2月9日に「雪見能」と題して、能『竹雪(たけのゆき)』、狂言『木六駄』を鑑賞。『竹雪』の詞章がみつからず、仕事も休みを取らないと行けなかったので迷ったのですが、『木六駄』が観たくて午後から休みをもらいました♪
今回は山本東次郎家の『木六駄』 山本さんちの場合は』筋立てが異なるので(参考:ほたるの本 名作狂言50)今後他家で鑑賞の機会があったときのためにも絶対に観にいかねばと思ったのです。(毎月休んでるから申請しずらくて^^;)

今回は鏡板を外し、竹林をバックにしての公演。バックステージツアーで竹林を知ってから、いつか鏡板を外した状態の公演をみてみたいと思っていたので嬉しい^^ 『竹雪』は滅多に演じられない曲なのですが、冬の新潟が舞台であること、バックの竹林にピッタリの曲なので選ばれたようです(馬場さんの解説にて)

『木六駄』の太郎冠者の装束は、他ではみない(と思う)雪をつけた蓑笠をつけています。この格好で追竹をもって牛を追う姿は、橋掛かりが上り坂(山道)に見えてきて、本当に大変そう。牛も雪道を嫌がってもように感じました。今回は中正面で鑑賞したのですが、目付柱に向かって道を外れた牛を戻す演技にホントに牛が見えました。
初心者が偉そうなことを言ってはいけないと思うのですが、これが狂言だと思います。
3月の野村さんちの劇場狂言『鏡男』で、長い道のりを歩いて男が郷里に近づくとバックに山の絵が登場。それのウウケがよかったことが私は面白くない(怒) 
ホントは何もなくても見えるんだよ~~(悲) 会場で心の中で叫びました(泣)

能は興味があるものの、正直眠くなります^^;
 『竹雪』の前に『蝉丸』と『屋島』を鑑賞していましたが、どちらも事前に謡本に目を通していったものの面をつけた状態であることと囃子の音で聞き取れず、予習のおかげで話しにはついていけるのですが、うとうと・・・^^;
今回は会場で詞章の配布があったものの先に読む時間がなかったので心配だったのですが、馬場さんの解説と、子方と間が大活躍で(面をつけていなので聞き取りやすい)意外と大丈夫でした。
by k-mia-f | 2008-04-09 22:59 | 能楽