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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

『よみがえりのレシピ』~かじりてぇ~

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公式HP
【あらすじ】
“在来作物”という視点から日本の食と農業の未来を見つめ直すドキュメンタリー。在来作物とは、ある特定地域で栽培者自身によって代々受け継がれてきた作物のこと。種苗の保管や栽培に手間がかかる上、品種改良された野菜よりも生産性が低いなどの理由で多くの品目が消失、あるいはその危機に直面しているという。しかし価値観の多様化の中で、改めてその個性的な味や香りが見直され、貴重な地域資源としての価値に光が当てられようとしている。そんな在来作物の意義と素晴らしさを実感し、それを守り伝えていく人々の活動を見つめていく。(allcinemaより)



船中・戦後の貧しかった頃の様子とか、現代の子供たちが胡瓜の苦味を美味しいと感じることとか、焼畑の様子とか、郷土料理でなくイタリアンで話題になっていることとか、ず~~っつと心の中で「へぇ~!」と思ってました。

最近は“マヨラー”なんて言葉ができるくらい(もしかして今は使ってない?)
何でもマヨネーズをたっぷりつける人、こんなにつけたら食べてもマヨネーズの味しかしないだろうとうくらいつけて食べる人もいるのに、小さな子どもたちが在来種の苦味のある胡瓜をマヨネーズ無しで食べることに驚いたのと同時に嬉しかった。
平野部の畑しか知らないので、焼畑の作業風景や斜面にびっしりの葉も興味深かったです。
でも、なんといっても在来種の野菜そのものが美味しそうで、観ていて「あ~ 私もかじりたい!!」って思いました。
その生でかじりつきたい野菜が奥田シェフの手にかかると、生唾ごくりです。

いろんなことを地方からどんどん新しい文化を発信していくべきだと思う。
食文化だけでなく、音楽でも、お芝居でも、絵画でも、陶芸でも、何でも。
それも、東京を経由してでなく地方から地方へ(東京を経由すると「東京で話題だから」って余計なのがつきそうなんで)。
昔ながらの食べ方も継承していくべきだと思ういますが(漬物とか)、新しくイタリア料理で注目されたことが素晴らしいと思います。そして、そのお料理を目当てに全国から集まってくるというのが凄い!全国から東京に集まるなら驚かないけど、山形県の田んぼの真ん中のレストランに集まるとうのが凄いと思う。私なんて、この作品を観るまで山形県にこんなに有名なシェフがいらしたことに驚いているのに。

作品中で奥田シェフが仰っていた食材に寄り添う」というのが素敵です。
料理にに合わせて食材を探すのではなく、ここにある地元の食材を美味しく食べる料理を考えるです。

食物の種も、古典芸能の種も、一度絶やしたら復活は困難。
継承することの大切さを改めて感じました。
この作品を観たいと思った理由の1つが『モンサントの不自然な食べ物』を観て、在来作物に興味が湧いたから。メキシコのトウモロコシのようになってほしくないです。
私は知らないことが多すぎる。


製作年 2011年
製作国 日本
監督 渡辺智史
配給 「よみがえりのレシピ」製作委員会
上映時間 95分
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by k-mia-f | 2013-01-30 19:12 | 映画