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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

秋の能楽鑑賞会(観世流)@りゅーとぴあ能楽堂(11/18)

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第1部
舞囃子『高砂』遠藤和久
狂言『空腕』シテ:善竹十郎
能『鷺』シテ:遠藤六郎

第2部
仕舞『小袖曽我』奥川恒治、中所宣夫
  『山姥』遠藤喜久 『景清』永島忠侈
狂言『萩大名』シテ:善竹十郎
能『羽衣』シテ:観世喜之



いつもは土曜の午後で難しいのですが(締日と重なったり、日月連休だったり)、l今回は日曜の午後なので会員発売日に好みの席を確保して(狂言目線で^^;)能の準備をしっかりしておこうと思ったのですが、結局何の予習もできずに鑑賞会へ。

正直、能のあらすじなんて大したことないのですが(怒られるかな^^;)、詞章が聞き取り難いので先に何度か読んでおいたほうが舞台を楽しめます。
能は国立能楽堂主催公演とりゅーとぴあ公演しか観たことがありませんが、りゅーとぴあの詞章は舞台を観ながらチラ見するのに向いてます。それでも出来るだけ舞台だけ観ていたいので予習した方が良いと思います。

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(A3の二つ折り 番組表の反対(裏)は曲目あらすじ)
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(文字が大きめで膝に置いていても読みやすく、二つ折なら邪魔にならない。)


1部の『鷺』は少年(15歳迄)か老人(還暦過)でないとシテを演じることはできません。色気の多い青年・中年には許されない霊鳥で、全身白一色の装束です。

2部の『羽衣』の天女の長絹は赤(朱)で、制約の多い珍しい曲と一番人気の曲を紅白で鑑賞できて、おめでだい気分です(チラシと同じ装束でした)。

能は・・・正直よくわかりません。
能と狂言合わせて“能楽”ですから能も理解できるようになりたいと思うのですが、新潟では観る機会が少なくて、国立能楽堂主催公演はお手頃価格ですが交通費をいれると結構痛いので、今迄の鑑賞回数は多めに数えても両手で余ります(鑑賞回数を重ねても理解できるのは難しい気もしますが)。

それでも、自分なりに、それなりに、美しい装束と美しい所作を観ながら、頭が“がっくん”することなく、お囃子と地謡を"邦楽”として楽しみました(やっぱ怒られるかな^^;)



1部は脇正面の目付柱より。
橋掛かり見え難いけど『空腕』は脇正面の方が楽しめます。
(能も目付柱に向かって舞うので、正直よくわからない能も装束等を近くで楽しめて、お囃子も近いし、地謡も正面から観れるし、正面よりお手頃価格のだし、良席です♪)

2部は正面の目付柱より。
床机に座った大名が“ちょこちょこ”動く所作とか、大名を中央に太郎冠者と庭の主人と一列で観た方が楽しいので正面席で^^
毎回思うのですが、いくらなんでも雇用主の大名を置いて帰っちゃだめだろう。
大名本人は「自分は詠めないから行かない」と言ってたのに、自分が見たいから、お供したいから見学してもらったのでは?
(好みの席でした前列の方の頭で天女の足元が隠れてしまって、幸い右側の隣席が空いていたので自分の頭を横にはみ出して鑑賞)

『空腕』『萩大名』共にシテは善竹十郎さん。
両方好きな曲で嬉しい^^
茂山千五郎家の狂言の名ノリで「・・・大名です」と言いますが、千之丞さんが「狂言は現代劇」と仰っていたのでそれでかなぁと思っていたのですが、十郎さんも同様の名ノリでししたので関西流ってことでしょうかね?


野村万作さんが、山本東次郎家と共演の際、流派の違いよりも関東という同じ地域の狂言で波長が合ったとうようなことを仰っていました(かなり大雑把ですが)。
山本家と茂山家は同じ流派とは思えない、狂言の流派というのは台本だけなんだなと思っていましたが、善竹家と茂山家の狂言は雰囲気が似てると感じて、万作さんの仰ってたことを思い出しました。今年は観る機会がなかった千五郎さんに会いたくなっちゃった。


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2部は若い方が多くて(チラリと聞こえた会話から高校か大学の課題っぽい)、同じテーブルに「ドーナツ♪ドーナツ♪」と歌いながら現れた男子学生に癒されました^^

休憩終わりのベルを聞いて、ホットコーヒーに友達の紙コップの氷を分けてもらって大急ぎで飲む様子を見て、つい「ベルの音で開演するわけじゃないから慌てなくていいよ」と声をかけてしまいました。飲み残し用のゴミ箱も用意されていますが会場慣れしていないので知らないのか、残すという考えが浮かばなかったのか?
こういう男子学生を可愛いと思う歳になってしまったんだなぁ・・・
by k-mia-f | 2012-11-18 21:43 | 能楽