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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

『終の信託』~妻自慢~

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公式HP
【あらすじ】
不倫関係にあった同僚の高井から捨てられ、失意のどん底にいた医師の折井綾乃は、重度のぜん息で入退院を繰り返す患者の江木秦三の優しさに触れ、次第に心の傷が癒されていく。綾乃と秦三は医師と患者という関係を超えて強い絆で結ばれていくが、秦三の病状は悪化し、心肺停止状態に陥ってしまう。自らの死期を悟っていた秦三に、「もしもの時は早く楽にしてほしい」と頼まれていた綾乃は、ある決断を下すが……。(映画com)


検察の受付シーンの台詞で年号がでますが、HPに1997年設定とあります。
ネタ元の川崎共同病院事件は1998年。
事件当時から規定も考え方も変わってる部分があるから(多分)合わせたんでしょうかね?
受付シーンの台詞はサラッと聞き流してしまう方もいるかもしれません(ポップコーンに夢中になってる人とか)。服装が大きく違う時代ならいいけど、ここはテロップつけたほう親切かも(どうでもいい部分は丁寧なのに)。


私の頭は動きが鈍くて、映画もお芝居も観た当日だと“好き”か"嫌い”しかありません(観劇のアンケートは苦手です)。
頭の動きが遅いのに加えて指の動きも遅く、文章表現能力も低いので、嫌いな作品でPCの前に座っている余裕はありません(書きそびれた好きな作品も多いのに)。

珍しく嫌いな作品を書いてるのは“お医者さんのブログ記事”で(「終の信託」で検索すると前の方にでるからご存知の方も多いとおもいますが)面白いのがあったから。
いろいろな立場の視点で観ているのが面白いです。

私も動けなくなったら早く旅立ちたいと思います。
子供のいない私の場合、付き合いのない姪にいろいろ面倒をかけることになると思うので、法的手続き以外は何もしなくていいというようなことを何か残さなければいけないんだろうなと、時々(関連するニューや作品をみたときとか)考えます。
患者が深い眠りにおちるように最期を迎えると思っていたので、チューブを外した後の苦しみようにビビッてしまい「これは尊厳死といえるのか?」と考えました。
患者は外出先で倒れて救急車で搬送されたのですが、これが患者の自殺未遂というか自殺願望のように感じました。なので、女医の行為が自殺幇助に感じたのです。
病死というよ「病気を苦にしての自殺行為」に最期の止めを刺したというように感じたのです。この解釈は、私が大病を患ったことがないからかもしれません。


で、納得できないうちに後半の検察での取調べ場面になり、「こういうのが冤罪をうむんだな」など思いつつ、女医の言い分にも納得できなくて悶々として終りました。この悶々としたのを上記のお医者さまのブログ記事で少しすっきりしました。(というのが記事ご紹介の理由)。

すっきりしたといっても、つまらない映画という感想は変わりませんが。
なんか、昼ドラみたいな作品だった。
不倫でふられて自暴自棄になって自殺未遂して、痛くても苦しくても訴えられない患者の気持ちがわかった・・・ていのはつまらない設定だけど気持ちはわかる。気持ちはわかるけどつまらなくて長すぎる。これを丁寧な人物描写ととるべきなのか?


家族に意思表示がないのは不自然という感想を何かで読みましたが、
私は「妻は弱いから・・・」という理由で話せないのは理解できます。息子のあの様子では腹をわって父子の会話は難しいとも思います。正直、私は家族仲が良いとは言えないし、もし自分の親の担当医から「実は・・・」なんて言われたらおまかせするかもしれない(口頭説明だけというのはないだろうけど)
それでも、最期の女医の行動には引く(注射じゃなくて、子守唄のほうね)


『Shall we ダンス?』では気にならなかった草刈さんの台詞のいい方が、今回は凄くひっかかりました。浅野さんとのシーンでは気にならなったので、この作品にこの二人が邪魔(配役と設定が)ということかも。
『それでもボクはやってない』は面白いと思ったので期待していたんですが外れでした。

タイトルは、何で読んだか忘れたけど「・・要は、奥さんを見せびらかしたかっただけだろう」というのがあったのを思い出して。かなり辛辣な感想だったんですが「あなたの本音はここか?」と可笑しかったので。





監督 周防正行
製作年 2012年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 144分
by k-mia-f | 2012-11-11 15:02 | 映画