人気ブログランキング |

ブログトップ

ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

『最強のふたり』~相互作用~

b0125384_6343465.jpg

公式HP
【あらすじ】
パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった大富豪のフィリップ。彼の新しい介護人募集の面接にやってきたのは、いささか場違いな雰囲気の黒人青年ドリス。スラム街に暮らす彼の目的は、失業手当をもらうための不採用の証明書だった。周囲の憐れみの同情と腫れ物に触るような態度に辟易していたフィリップは、そんなドリスのふてぶてしい態度に興味を抱き、思いつきで採用してしまう。ドリスには介護の経験がないばかりか、趣味や生活習慣にいたるまで互いが歩んできた世界はまるで水と油。いつまで持つかと思われたが、障がい者相手にも遠慮することなく本音で接するドリスは、他の誰よりもフィリップの心を解きほぐし、いつしか2人は固い絆で結ばれていく(allcinemaより)


ドリスがフィリップに対して健常者と同じように対応しているのがいいです。
自分だったらどうだろうなと考えます。
意識しないようにしようと意識しているような、
ショッピングセンターや美術館で車椅子の方を見かけると「気を使ってると思われないように気をつけてる」気がします。こういうのは聞いちゃいけないなとか、こういうのは出来ないからとか“気をつける”と思うんです。

ドリスは相手のことを考えた“気遣い”“思いやり”はあったけど、こういう“気をつける”はなかったです。
それが観ていて気持ちいい。
介護者としてあるまじき言動が多々ありますが、それも“ぷっ”ってふき出しちゃう。
“あるまじき言動”を不愉快に感じた方もいらっしゃるようですが、実話を元にしているとはいえドキュメンタリーじゃないんだし、サラリと流していいんじゃないでしょうかね?全体を通して観ると身障者や介護者をからかっているわけでないことが判ります。人種差別・階級社会・身体障害といった暗いテーマを現代の御伽噺として表現したと思ってます。


階級も性格も趣味も全く違う二人が出会ったことで、お互いに新しい世界に踏み出したのも素敵^^
それを説明くさくないのに判りやすく、テンポよく表現してるところも好みです^^
たくさんある好きなシーンからマッサージの写真を選んだのは、これも新しい世界・・かな^^;

「耳だけでいいから」に“ぷっ”となりました♪
ドリスがフィリップの下を去り、新しい就職先を探す面接シーンが気に入ってます。
失業手当支給のための「不採用通知」目当ての面接とは態度も会話も違います。

フィリップの誕生パーティでのドリスへの個人授業(?)のシーンでの感想が可笑しいのと、ドリスが自分の好きな音楽を流して踊る姿をフィリップが楽しそうに見ているのが好きです。

モップ頭くんが、ドリスの言いつけどおりに髪を止めてクロワッサンを持ってくるのが私のツボにきました^^

もう一回観にいきたいと思っていたんですが、前に愚痴った仕事のおけげで無理。がっかりしてたけど11月後半からWM新潟で上映があるということでチャンスがあるかも。来月も忙しいのに変わりはないけど、ここなら仕事帰りで1日くらい何とかなりそう(ローカルネタですみません)。


原題 INTOUCHABLES
監督 エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ 
製作年 2011年
製作国 フランス
配給 ギャガ
上映時間 113分

**********

これを観たあと何か記憶のすみっこにひっかかるものがあり、ぼんやり画が浮かぶのが気になっていたんですが、やっとわかりました。『ミルコのひかり(2005)』です。盲学校の生徒達がテープにいろんな音を録音して“音”芝居ををつくるんです。作品は何かの会で発表されたんですけど、スクリーンの映像を観ているというより会場で観ている(聞いている)気分でした。
大分前に観た作品で、何でこれがひっかかたのか自分でもよくわからないのですが・・・ 
共通点といえば、事故で不自由になったことと、不自由になったことで素敵な出会いがあったことかな?
やっとタイトルを思い出してすっきりしました(ネットって便利だ)。
by k-mia-f | 2012-10-12 07:26 | 映画