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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

3.11をおもいだしてみる。

地震発生時は勤務中。
地震の揺れの大きさよりも、今迄にない長時間の揺れが続いたことが不気味で怖かった。
揺れが収まって「また中越が震源地なのか?」とテレビをつけたのを覚えています。

震災前に『ヒアアフター』を観ていて、上映中止理由になった津波のシーンを思い出し、うまく言葉にできないのですが、ぼーっとなってしまいました。
あれって、もしかして倉庫の屋根・・・?
ここって、もしかして港・・・?

あれから、もう一年なんですね・・・。

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昨年の3月で思い出すのはガソリン不足ですと買い溜め騒動です。
当時は検索ワードが1ヵ月累計で、ちょっと“ガソリン”のことを書いたら10位まで検索ワードが“ガソリン”関連になってしましました。“新潟 ガソリン”とか“ガソリン不足”とか。

福島からの避難者や(お風呂屋さんでお話を伺った福島の方はあれからどうしてるんでしょう?無事にご親戚の方達と連絡がとれたのかしら?)運送会社はガソリン確保に必死だったでしょうね。
商品があっても倉庫が滅茶苦茶で出荷出来ない状態だったり、何とか出荷出来る状態になってもガソリン不足で運べなかったり。先月リカバリー上映が終了した「午前十時の映画祭」も一時中断したのはガソリン不足が理由の一つ。
新潟市内も給油制限があったようですが私の勤務先では通勤も営業車も困るほどではなかったし、私なんて震災前に給油したばかりだったし、勤務先が遠くないし、暖房と遠出を控えるぐらいの節燃料生活しただけです。次の給油時(震災後初)は普通に満タンにできたし。コンビニもファミマ以外は首都圏のような“すっからかん”にはならなかったです。ファミマは福島からの配送エリアだったようで(そんな告知を見た気がする)ここだけ別世界で愕然としました(経営者の方はどうなるのかと心配になりほど)。
品不足で困ったのはトイレットペーパーが高級品しか残ってなかったことくらいでした(初めて香り付きを購入しました)。

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今日の14:46は映画館でした。
10:00から『エクレール お菓子放浪記』この作品は震災の数か月前に被災地でロケをおこなっている作品としても知られています。
作品中で歌われる「お菓子と娘」はドキュメンタリー『ひめゆり』にも登場していた気がします(うろ覚えですが)。人気の曲だったんですね。
映画を観るまで3.11で頭がいっぱいで忘れていましたが
昨日は東京大空襲の日ですね・・・。

お買いもの休憩をはさんで14:20から被災地を映したドキュメンタリー『大津波のあとに』『槌音』この作品に感想は書けません。言葉がみつからないのです。
何も出来なかった私みたいな人間が観るべき作品だと思います。
『大津波のあとに』は3月23日から4月1日の仙台・東松島・石巻を撮影したもの。元々は撮影を目的で被災地へ向かったのではなく、お知り合いの方の安否確認のために向ったとのこと。
『槌音』は監督の出身地である岩手県大槌町の映像。震災前後の映像がシンクロするのをどう説明したらいいのか・・・瓦礫の山を観ながら“幸せの音”が重なっている時間が辛かったです(作品の善し悪しということではありません)。監督のご実家も津波の被害に遭われました、震災以前の映像は監督が東京に持ち出していたとのこと。

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東日本大震災で避難生活を余儀なくされている皆様へお見舞いを申し上げ、一日も早い地域と心の復興を、日常生活に戻れるよう祈念いたします。


震災と空襲で亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。
by k-mia-f | 2012-03-11 21:52 | 備忘録