2011年 09月 21日
白石加代子「百物語」シリーズ第二十九夜@りゅーとぴあ劇場(9/20)
構成・演出/鴨下信一
出演/白石加代子
第93話 お文の影
第94話 ばんば憑き
宮部みゆきさんの新作2本立て。
原作未読(とういうか宮部作品は1作も読んでいませんが)で鑑賞。
いや~ 面白かった!
老若男女を演じ分け、一人で舞台で2時間。
小道具、効果音は最小限。
江戸怪談というと“播州皿屋敷”くらいしか思いつかないのですが(先月のガレッソ寄席での落語も頭に残ってるし)、「怖い」というより「哀しい」イメージ。
そして、イメージ通りの作品でした。
とくに『ばんば憑き』は凄かった!
物語の世界へ、宿の一室へ引き込まれます。
若旦那と一緒に生唾ゴクリ。
このシリーズは2回目。
朗読会のイメージでピンとこなかったんだけど、
もっと早くに気付いていれあなぁと思う。
もう何話も残ってないもの。
by k-mia-f
| 2011-09-21 07:13
| 演劇