人気ブログランキング |

ブログトップ

ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

人形浄瑠璃9月文楽公演@国立劇場(9/7)②

b0125384_20423945.jpg

【第二部】

『ひらかな盛衰記』
  大津宿屋の段
  笹引きの段
  松右衛門内より逆櫓の段

『紅葉狩』



5列目中央という、今までで一番良い席を確保できました。このくらいなら何とか字幕も見えるし(私は床本派なのでチラ見です)、床も近い、舞台を見上げる位置だけど人形の足元が隠れて見えないということもなさそう。機嫌よく開演をまっていると何やらガサゴソという音が聞こえます。
これは、もしかして、ある意味ゴキより怖い(見なかった振りで乗り切れる)、スーパーの袋では・・・(泣)
後ろ席は浄瑠璃と三味線がはじまっても喋ってるし(怒)
真後ろなので注意したら睨まれた。その後、同じ列で声をかけらる位置でない席から喋り声が・・・
こういうの、困るんだよね。「何で私だけいわれるの!」と言われそうで。
鑑賞マナーについては別の機会に書くとして一旦終了(長くなるからね)。

**********

『ひらかな盛衰記』も子供が入れ違いになって一般の子供が殺されます。
若君の亡骸を抱くと、着物が違います(笈摺があります)。宿の隣の部屋の子と若君が入れ替わったことに気付き、つまり若君は無事あることを喜ぶのですが、正直ひどい話だと思います。
だけど、舞台は美しいので許します。
山吹御前の亡骸を腰元のお筆が笹の枝に乗せて引いていくのですが、これは歌舞伎にはないようです。
笹を折り、亡骸を笹の葉の部分に乗せ腰紐(かな?)で縛り、枝の部分を肩にのせて引く一連の流れが綺麗でした。この辺りは床本も字幕も見ず、浄瑠璃と三味線はオペラを観る(聴く)時と同じような感じ。言葉がわからなくても(昔の大阪弁だから難しいんだ)人形と音楽で十分伝わります。
そうそう、劇場のロビーには“笹引き”の場面の絵が飾られています。もしお気づきでない方がいらしたら、次の観劇の機会に是非ご覧ください。

ところで、歌舞伎ではどのような演出なんでしょうかね?
歌舞伎は『女殺油地獄』しか観たことがないのですが、人形の方が好きですね。
理由は単純に美しいと思うから。
それと、歌舞伎の台詞は聞き取れないとストレスですが、浄瑠璃は途中ついていけなくなっても音楽として楽しめるんです(これがオペラと似てる)。でも、歌舞伎と文楽両方に詳しい方の感想を読むと羨ましく思います。私は狂言も文楽も興味を持ったのが遅かったので、劇場で若いお嬢さんを見ると、私もこのくらいの年齢で興味を持っていたらなぁと、時間があるときに興味をもっていたらなぁと思うのです。ま、今頃言っても仕方ないことですけどね。

「逆櫓の段」の樋口次郎兼光(松右衛門)、かっこ良かったです~~。
人形が大きいのでそれだけでも迫力があるのですが、なんて言ったらいいんだろう・・・
とにかく、全てが“でかい”(すみません、ボキャ貧で。自分でも情けなくなってきた(泣))
後半は床本をほとんど見なかった。聞き取れていない部分も多かったけど、そんなのどうでもいい気がしてきて(大夫さんには申し訳ないけど)、目と耳を余計なことに使いたくなかったんです(床本をつくった皆さんに申し訳ないけど)

**********

『紅葉狩』は地方公演で鑑賞したことがあって2回目です。前回は1列目で近すぎて観辛い部分もありましたが今回は良い席で満足。
私は首の“お福”ファンなので、腰元で登場した“お福”を近くで観ることができて嬉しい♪
そうそう、気になったのが更科姫が3人出遣いだったこと。
前回は煙の出しすぎで人形遣いの皆様が咳込むハプニングがあったことは覚えているのですが、
どうだったかなぁ・・・。
by k-mia-f | 2011-09-19 20:41 | 文楽