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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

狂言ワークショップ一般コース@りゅーとぴあ(1/23)

ご無沙汰しております。
年頭に書いてきながら更新が滞っていてスミマセン。
仕事がゴタゴタしていて、書きたいことは色々ありますが落ち着いて書く余裕がありません(何もなくても鈍間なのに)。それでも、業務改善のおかげ少しづつ以前の「寄道映画生活」に戻りつつあります。

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今日はりゅーとぴあ主催(多分)の狂言ワークショップに参加してきました。
講師は狂言師の深田博治さんと高野和憲さんです。
最初に高野さんのお話があり、その後『盆山』の実演です。装束無しですが今年の"初狂言”です(というわけで、年頭の予定が繰り上がりました♪)。
盆山を盗みにきた男が屋敷の主人に見つかりそうになり、盆山の陰に隠れるのですが隠れられるわけがなく(笑)、バレバレの主人にからかわれて動物の物真似をする男の様子が可笑しい。私の参加した一般コースの前に小学生対象のコースがあり、多分犬の”びょうびょう”という鳴き真似とか、鯛の”たいたい”という鳴き真似(^^?)とか大うけだったのではと思います。
(注:盆山=盆の上に石と砂で風景を描いたもの ワークショップの資料より)


狂言実演後は能舞台へ移動してお稽古です。
"挨拶”で師弟関係となり、最初に”構え”と”摺足”を教わりました。過去に「能楽堂バックステージツアー」と「万作の会会員対象ワークショップ」で教わったので3回目ですが、崩さずに動くのはなかなか難しいです。文楽講座の講師T氏は舞台経験者なだけあり(『唐相撲』に参加していたはず)お上手でした。
続いて”名乗り”を教わり、"摺足”と合わせて練習しましたが、今回は参加人(定員30名)が多くて動きにくかたかな。前回は少人数だったので橋掛かりから練習できたのです。


続いて狂言小謡『兎』(謡と舞)を教わりましたが、難しい~~ 足と手が合わないよ~ 私は前から2列目だったけど最後の動きがよく見えなくて、前回みたいに少人数で教わりたいなぁと思いました(アンケートにも書いた)。最後に”笑い”と”泣き”を教わって能舞台のお稽古は終了です。



見所に戻って”面”の解説。今回のワークショップでは実際に面をつけられると思っていたのですが私の思い違いだったみたい。お化粧をどうしようか迷ったけど余計な心配でした(面をつけられるなら注意事項にあるはすですよね)。


最後の質問コーナーで”ややこしや”のリクエストがあり、照れくさそうに演じていたのが可愛らしかったです(ちょっと失礼な気もしますが)。コレを素顔で演じることは無いとのことで大サービスだったのかも。
前回のワークショップと比較すると物足りなく感じましたが、次の機会があれば是非参加したいと思います。


~狂言小謡『兎』~

あの山から この山へ
飛んで来るのは 何ぢやるろ
頭に二つ ふつぷつと
細うて長うて ぴんと跳ねたを
ちゃっと推した 兎ぢや 
 

”兎じや”が難しい~ 
内容は謎々とその答えです。
by k-mia-f | 2011-01-23 22:13 | 能楽