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ほんとはいいたかったこと・・・鈍間雑記

『淫乱斎英泉』@新潟市音楽文化会館(4/14)

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作/矢代静一
演出/鈴木裕美
出演/
浅野和之(高野長英) 田中美里(お峯) 
木下政治(越後屋) 高橋由美子(お半)
山路和弘(渓斎英泉) 
矢代朝子(過去を追う女)


カードタイプのパンフ、映画ではたまにみかけるけど、演劇では初めてです。私が知らないだけで珍しいものではないかもだけど^^; チケット代の7000円は私にとっては高額でしたが(びんぼぼ)、パンフは500円とリーズナブル。インタヴューや舞台(稽古)写真はないけれど、私にはこれで充分です^^

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舞台の中央に座っている長英に語りかける「過去を追う女」。
語りかけるといっても,二人を隔てる「壁」があるので近づけません。
”ぐるぐる”模様の背景(スクリーン)が現代と過去を隔てているのと、長英・英泉の生きていた時代、イメージしていた長英との違いに頭の中が混乱しているのを表してるのかなと解釈してます。「過去を追う女」は物語には直接関係しません。観客代表の登場人物に近い「過去への導き役」みたいに感じました。

場面転換で ”ぐるぐる”が英泉の春画に変わり、英泉が経営する娼楼へと移りました。
現代と過去を隔てている「見えない壁」は「透ける襖」で、スクリーンと襖の間に廊下があり、スクリーンで背景を変えるだけなのかと思っていたので、面白いセットだと思いました。
舞台の正面が、能舞台の中正面みたいだなと感じていたからでしょうか?
(能楽堂シェイクスピアみたいに目付柱を外した状態の)
先月の狂言「見物左衛門」の背景に映し出された洛中洛外図が頭に浮かんで、スクリーンと舞台の間にもう1つ空間(廊下)があるなんて、全く思いつかなかったんのです(私だけが気付かなかったのかも^^;)
あっという間に月日が流れ、1幕の間に何度も場面転換がありましたが、壁紙(スクリーンの絵)を変えるだけでいいのは簡単で効果的。襖の向こうに「廊下」があることで、狭い世界に閉じ込めれてる感じ(逃亡中)が強調されるような気がしました。

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2列目での観劇。
浅野さんと山路さんの迫力あるガチンコ勝負を近くで楽しめたのは嬉しいけど、言葉が自分にぶつかってくる感じだったけど、役者さんの表情を近くで観る事ができたのは嬉しいけど、もう少し後方で観たかったな。
前過ぎて舞台の奥行きがわかりにくくて、舞台全体が見渡せる席がいいなぁ・・・
回はセットの形が面白かったし。
(中正面みたいに角が中央にあるので、先の尖った部分が1列目中央席までとびでてるの)

音文で7000円と、りゅーとぴあで7000円は違うと思う。
正直いって、音文だと「7000円?高い!」って思った(だから迷った)。
劇場のキャパの関係だと思うけど・・・・ 
もっと人が入るはずの舞台だと思うんだけどな。
(場所に関係なく芝居どころでない人が多いだけかもしれないけど)
by k-mia-f | 2009-04-16 23:09 | 演劇